夕食配達で見守りも 注目のサービス

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21日は「敬老の日」ですが、今年は新型コロナの影響でなかなか家族に会えないという方も多いと思います。こうした中、家族を見守りながら食事も配達してくれるサービスが注目を集めています。

揚げ出し豆腐に北海道でとれたホッケ。食べごたえ満点の贅沢なお弁当が自宅に届きます。

大正14年生まれの95歳、札幌市の太田ヒナさん。夫が亡くなり、息子は東京で離れて暮らしています。

太田ヒナさん「(息子は)コロナで6月からずっと来ていない。自分ひとりだし、料理もできない、大変だし」

そんな太田さんが頼りにしているのが、毎日夕食に届けられるお弁当です。

配達員「お加減いかがですか?」

太田さん「まあ、なんとかね」

太田さんが利用しているのはコープさっぽろの夕食宅配サービス。献立は管理栄養士が作っていて、月曜日から土曜日まで毎日違う夕食が届きます。

利用者の多くはひとり暮らしの高齢者。「量が控えめ」「栄養バランス重視」「食べごたえ満点」の3種類のお弁当から選ぶことができます。

コープフーズ札幌工場 島田辰徳工場長「北海道の企業なので道産のものを意識している。天ぷらの盛り合わせはアンケートの中でかなり好評」

道内およそ7000人が利用しているというこの宅配サービス。ただお弁当を届けるだけではありません。定期的に自宅を訪問することで高齢者の安否確認もしています。

コープさっぽろ配食事業部 北野和歌子さん「前日のお弁当がそのまま残っていないか、周辺に新聞がたまっていないか、変わったところがないかを確認します」

太田さんも配達員とおしゃべりするのが楽しみです。

太田さん「お弁当届けていただくだけで安心」

配達員「こちらも太田さんの顔見るのを楽しみにできているので」

お弁当を受け取った太田さん。すぐに食べるのかと思いきや…向かった先は仏壇です。

太田さん「『きょうはこれだよ』って」

太田さんがお弁当を食べるのは、いつも旦那さんにおすそ分けをしてからなんだそうです。