一定のコロナ抗体、デング熱感染で生成される可能性=研究

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[リオデジャネイロ 21日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染症に関する新たな研究で、熱帯感染症デング熱の感染を通じて一定のコロナウイルスに対する抗体が作られる可能性があることが示された。

研究は米デューク大学教授が主導し、ブラジルにおけるコロナ流行と2019─20年のデング熱流行の地理的分布を比較した。研究はまだ正式発表されていないが、ロイターが確認した。

研究によると、ブラジルでコロナの感染率や死亡率が低い地域や感染者の増加ペースが緩慢な地域は、デング熱が大流行し、デング熱の抗体保有率が高い地域と重複したという。

ブラジル以外でも、デング熱が流行した他の中南米諸国やアジア、太平洋・インド洋の諸島で同様の関連性が見受けられた。

研究は「デング熱の血清型とコロナに免疫学的な交差反応が存在することを示している」とし、一段の研究が必要としつつも、「この仮説が裏付けられれば、デング熱の感染もしくはデング熱ワクチンによる予防接種によって、コロナウイルスに対する一定の免疫学的な防御が生成される可能性がある」と指摘した。

研究者はまた、デング熱の抗体がある人がコロナに感染していなくても、コロナ抗体検査で偽陽性の反応が出るという過去の研究結果にも言及した。