新たに3人...病院クラスター「拡大」15人に 会津医療センター

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 県は21日、喜多方市の20代と40代の女性、会津若松市の30代女性、広野町に住む80代女性の計4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち喜多方市と会津若松市の3人はクラスター(感染者集団)化した福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)職員で、同病院のクラスターは計15人に拡大した。いずれも20日に陽性と判明、県内の感染確認は2日連続で計225人となった。

 同病院職員3人はこれまでに感染が確認された入院患者と接触があった。11~12日に実施した1回目のPCR検査でいずれも陰性だったが、患者との接触度合いが高かったことを考慮し20日に再検査を行った。3人は再検査時にせきなどの症状があった。このほか20日までに職員46人が2度目のPCR検査を受け、陰性だった。

 3人は1回目の検査後も勤務を続けていた。患者と接する際は防護具を着用するなど感染防止対策を取っていたことから、県は「3人から患者に感染が広がることは考えにくい」としている。

 広野町の80代女性は19日に別疾患で県内の医療機関に入院した際、発熱していた。同町は感染拡大防止対策として10月3日まで町などが主催するイベントを自粛するほか、同町のデイケアサービス「広桜(こうおう)荘」と町社会福祉協議会の利用自粛を呼び掛ける。

 1人が退院

 4人はいずれも軽症で入院中。県によると、20日までに1人が退院した。県内の入院者は38人で、重症者は1人