看護職のやりがい 出前授業で伝える 島原・有明中

©株式会社長崎新聞社

 現役の看護師らが生徒に看護職のやりがいや魅力を伝える「看護の出前授業」が17日、島原市有明町の市立有明中(本田昌孝校長、267人)であり、愛野記念病院(雲仙市愛野町)の感染管理認定看護師、岡田美佐子さんが仕事内容やこれまでの体験を語った。
 県看護協会(西村伊知恵会長)が看護職を学校に派遣、医療現場での実体験などを交え命の大切さを伝える事業の一環。今回は同校3年生約90人が聴講した。
 岡田さんは、手術室勤務の経験が浅かった頃のエピソードを紹介。出産に伴う緊急手術で、大量出血により赤ちゃんと母体の生命を左右する緊迫した状況を振り返った。長時間の手術が終わり疲労困憊(こんぱい)の中、「患者さんは助かりました。皆さんのおかげ」という医師の言葉で、2人の命を救えた達成感と喜びを得ることができたと強調。看護職のやりがいを生徒に伝えた。
 看護師志望の河内瑚柏さん(14)は「体験を聞いて仕事のイメージができた。人の命を救える看護師になりたい」と話した。