全国高校選抜テニス県大会・女子 長崎北陽台初V 粘って金星

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【女子決勝、海星―長崎北陽台】ポイントを決めて喜ぶ長崎北陽台の第2ダブルス永井(右)・山本組=長崎市営庭球場

 「簡単に試合を終わらせない」-。この思いを共有して戦った女子の長崎北陽台が、初めて県の頂点に駆け上がった。大畑監督は「試合ごとに成長していった。よく頑張った」、主将の永井は「本当にびっくり。今後の自信につながる」と会心の笑みを浮かべた。
 挑戦者として臨んだ第1シード海星との決勝。第1シングルス堀端が相手エースとの接戦を制してチームを勇気づけた。第1ダブルスと第2シングルスは落としたが、第2ダブルス永井・山本組がゲームカウント8-2で勝ってタイに戻すと、最後は第3シングルス高見がゲームカウント8-1で快勝。中学時代まで全国、九州レベルで大きな実績のない選手たちが、一丸で金星をつかんだ。
 コロナ禍で春から練習試合などがほとんど組めなかった今季。3年生引退後の新チームも、どれぐらいの力があるのか分からないまま臨んだ大会だった。そんな状況ではあったが、大畑監督が「選手層は厚い」と言う通りに、一人一人が現時点での力を存分に発揮。諦めずに粘り続けて最高の結果を出した。
 次の舞台は県第1代表として挑む九州大会。永井は「格上相手に自分たちができることで勝負していく。全国に行きたい」、堀端も「強く打ち込まれても、きょうのように最後まで諦めない」とさらなる飛躍を誓っていた。