全国高校選抜テニス県大会・男子 海星16連覇、全試合ストレート勝ち

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【男子決勝、海星-長崎北陽台】第1シングルスで快勝した海星の今里=長崎市営庭球場

 テニスの第43回全国高校選抜県大会は19~21日、長崎市営庭球場で行われ、男子は海星が全4試合ストレート勝ちで16連覇を達成した。女子は長崎北陽台が初優勝を飾った。
 3単2複の団体戦に男子16、女子14校が出場。トーナメントで競った。
 男子決勝の海星-長崎北陽台は、海星の第1シングルス今里が1ゲームも落とさずに快勝。第1ダブルス田志・内田組、第2シングルス鳥井もそれぞれゲームカウント8-4で相手を退けた。
 女子決勝の海星-長崎北陽台は、長崎北陽台の第1シングルス堀端がゲームカウント8-5で先勝。第1ダブルスと第2シングルスは落としたが、第2ダブルス永井・山本組、第3シングルス高見が取り返して、3-2で競り勝った。
 男女の上位各2校は全国大会(来年3月20~26日・福岡)の切符を懸けた九州大会(11月13~16日・福岡)に出場する。

◎「ゴールを明確に」で成長

 連覇を「16」に伸ばした男子の海星。東口監督の「(コロナ禍で)指導者も選手も何がスタートかも分からなかったからこそ、ゴールを明確にしてやろうと言っている。チームとしてはきょう、スタートを切れたかな」という言葉に実感がこもった。
 昨季から主力の今里が第1シングルスで躍動した。実戦不足の中、OBや社会人との練習で磨いてきた試合勘、高い技術を披露。身長169センチと高さはないが、走力で相手を振り回すと、要所で強打も決めた。「自分が流れをつくる」という決意通りに、決勝はゲームカウント8-0の快勝でチームを勢いづけた。
 シングルスにやや頼りがちだった昨季に比べ、今季はダブルスを含めて「適材適所でバランスがいい」(東口監督)。次は10年連続の全国切符が懸かる九州大会。主将の竹廣は「練習から緊張感を持ち、会場や相手の雰囲気にのまれないような声と元気を常に求めたい」と意気込んだ。