被災地連携、焼酎できた 千葉の落花生原料に人吉の蔵元仕込む

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焼酎「絆華」を手にする深野誠一・深野酒造社長(中央左)と千葉県の落花生製造会社代表=21日、東京都大田区

 千葉県産の落花生を原料に熊本県人吉市の蔵元が仕込んだ焼酎「絆華(きのはな)」の完成発表会が21日、東京都内であった。2019年の台風で被災した千葉県と7月豪雨の被災地人吉市の関係者が、互いの早期復興を誓い合った。

 熊本中央信用金庫など全国33金庫が取り組む被災地支援の一環。台風被害と熊本地震からの復興支援を目的に今年3月に始動していたが、生産を担った深野酒造(人吉市)も7月豪雨で被災した。

 発表会で、熊本中央信金の岡本浩幸理事長は「千葉と熊本の絆でできた焼酎。華やかに飲んでもらいたい」と命名の理由を紹介。深野誠一社長は「落花生の風味豊かな焼酎に仕上がった。両被災地の復興につなげる機会になれば」と語った。

 720ミリリットル入りで3千円(税込み)。千本限定で、主に11月に東京で開く「よい仕事おこしフェア」会場で販売する。(並松昭光)