スポーツ合宿、5年連続最多 全国高校総体効果5.3%増の16万人 鹿児島県19年度調査

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 鹿児島県は2019年度の県外からのスポーツキャンプ・合宿受け入れ実績をまとめた。延べ人数は前年度比5.3%増の16万572人となり、5年連続で最多を更新した。実人数は10.8%増の3万7047人、団体数は65.7%増の2168団体で、いずれも最多。県は「昨夏の全国高校総合体育大会(南部九州総体)効果が、新型コロナウイルスの影響を上回った」としている。

 市町村別の延べ人数では、南部九州総体の主会場となった鹿児島市が2万2009人増の3万8798人で最多。例年2~3月に多くの合宿が行われる鹿屋市は、コロナの影響もあり3841人減の2万357人で2位となった。陸上競技専用の新しいトレーニング施設が完成した大崎町は2705人増の4034人。

 団体別では、高校が3万6283人増の7万2695人で最多。大学(3万2897人)、社会人(2万9089人)が続いた。

 競技別では、サッカー(2万3089人)、陸上競技(2万1593人)、野球(1万9998人)が上位に並び、全体の4割を占めた。発地別では海外が61%減って5374人となり、コロナと外交関係の悪化が響いた韓国は75.7%減の3099人にとどまった。

 プロの春季キャンプの延べ人数(今年1月~3月)はコロナの影響で、前年比34.6%減の5698人だった。

 県スポーツ振興課の上久保真吾課長は「コロナ収束が見通せず、本年度は県外からの誘致は不透明。県内チーム・団体による地元合宿を推進する施策を進めていく」と話した。