レイズが接戦制す 筒香4打数1安打、メッツ・デグロムは14K

【レイズ2-1メッツ】@シティ・フィールド

レイズはメッツ先発のジェイコブ・デグロムから2点をもぎ取り、2対1で接戦を制した。地区2位のヤンキースがブルージェイズに敗れたため、地区優勝へのマジックナンバーは2つ減って「1」に。早ければ明日にも2010年以来10年ぶりの地区優勝が決定する。

3回までに8三振を喫するなどデグロムに苦しめられたレイズ打線だが、2回表無死二・三塁からマニュエル・マーゴの犠飛で先制。4回表には先頭のネイト・ロウが4号ソロを放ち、リードを2点に広げた。

一方、投手陣はデグロムに対してブルペン・デーで試合に臨み、3番手のジョシュ・フレミングが5回裏二死満塁からジェフ・マクニールのタイムリーで1点を失ったものの、失点はこの1点だけ。6人の投手がメッツ打線をわずか4安打に封じ、2対1で逃げ切った。

3回1失点のフレミングが今季4勝目(0敗)をマークし、6番手のニック・アンダーソンは今季6セーブ目を記録。デグロムは7回112球を投げて被安打4、奪三振14、与四球2、失点2という好投を見せ、奪三振ランキングでリーグトップに浮上したが、打線の援護がなく、今季2敗目(4勝)を喫した。

レイズの筒香嘉智は「1番・指名打者」で先発出場したが、デグロムの前に3打席で空振り三振。第4打席は右腕ミゲル・カストロからライトへのヒットを放ち、代走を送られてベンチに退いた。4打数1安打で今季の打率は.199、OPSは.728となっている。

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