永平寺名物ごま豆腐とおろしそばが絶品!『永平寺そば亭 一休』【福井名物ソースカツ丼あり】

福井県を代表する観光名所『大本山 永平寺』。
門前町にはさまざまな飲食店や土産物店がありますが、お昼は永平寺そばを食べてみるのはいかがですか?
今回は門前にある『永平寺そば亭 一休』をご紹介します。

永平寺とは

福井県を代表する観光名所『永平寺』。
1244年に道元禅師によって開かれた日本曹洞宗の大本山(中心寺院)であり、連日多くの観光客で賑わっています。

永平寺は、有料ですが内部を見学することができ、その長い歴史や、山での厳しい修行に想いを馳せることができます。
また座禅や写経体験も行っているので、心を穏やかにし、日頃の疲れも癒すことができる場所としても人気が高いです。

永平寺に来たら門前町巡りも楽しんで

永平寺は、大きな敷地にある七堂伽藍(伽藍とは寺院の建物のことで、僧侶が修行をする清浄な場所という意味)がメインのスポットとなりますが、門前町に並ぶたくさんのお店も見逃せません。

まるで温泉街のようになっている永平寺の門前には、永平寺そばやごま豆腐が食べられるお店、おみやげ物屋さんがずらり。

永平寺の定番グルメはごま豆腐&永平寺そば

永平寺といえばやっぱりごま豆腐が有名!
精進料理において、ごま豆腐は修行僧たちの貴重なタンパク源とされてきたため、現在の永平寺周辺では名物として親しまれています。

また、福井県はそばの作付け面積、収穫量ともに全国上位であり、越前そばも福井の名物として有名です。
越前そばとは…

1601年、府中(現越前市)の城主がそば師を伴って赴任。
麺状のそばに大根おろしを添えて食したとあるのが現在のおろしそばのはじまりと伝えられています。
このおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、1947年(昭和22年)に昭和天皇が福井を訪れた際、おろしそばを2杯も召し上がり、その後そばの話題となった時「あの越前そば」とお言葉にされたことが「越前そば」命名の由来とされています。

このおろしそばは、大根、だしなどが全てかかっている「ぶっかけ」や、だしと大根おろしにつけて食べる「つけそば」といった食べ方があります。

永平寺ではおそばのことを永平寺そばと呼ぶことが多いですが、食べ方は越前そばと同じで、大根おろしや鰹節、薬味、だしがかかったおろしそばが一般的です。

そこで今回は永平寺そばをいただくために、門前にある『永平寺そば亭 一休』にうかがいました。

永平寺そば亭 一休で永平寺そばを食べる

1階と2階に席があり、お昼前にもかかわらず、店内はほぼ満席といった感じでした。

2階はテーブル席と座敷があります。

一休セットなら福井名物が全部食べられる!

メニューには、すりごま入りのつゆで食べる永平寺そば、定番のおろしそば、定食(要予約)など、魅力的なものがたくさんありますが、おすすめはやっぱり一休セット。

おろしそばとごま豆腐、さらには福井県名物のミニソースカツ丼とお味噌汁までつく欲張りセット。

辛みのきいた大根おろしとだしでいただくおそばは香りが高く、感動モノ!
ごま豆腐も滑らかで上品なお味でした。

ソースカツ丼は、ソースがとにかく美味しい!このソースがしみたご飯もまた格別です。

冬だけの知る人ぞ知るメニュー『アップルパイ』

これだけで大満足の内容なんですが、一休にはさらに見逃せないメニューが。それが、アップルパイ!

実は一休のお隣にはアトリエ菓修というお菓子屋さんがあり、一休では、菓修のアップルパイを食べることができるんです。

フランスやスイスでの修行経験も豊富なお父さんが作るアップルパイは絶品!
りんごの美味しい季節しか販売されず、季節になると福井県外からもお客さんがたくさん訪れて、お昼前には完売してしまうことも多いとか。

もしまだ残っていれば超ラッキー!

詳しくはこちら

絶品永平寺そば、ごま豆腐、ソースカツ丼、運が良ければアップルパイも堪能できる永平寺そば亭 一休。
広大な敷地を歩く永平寺見学は結構疲れるので、見学の後はこちらのお店で疲れを癒してみてはいかがですか?

© Dearふくい