【インタビュー前編】松原タニシ テレビの企画から始まった“事故物件住みます芸人” 映画「事故物件」原作者

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亀梨和也主演の映画『事故物件 恐い間取り』は、公開3週目で累計観客動員100万人を突破の大ヒット。原作者・松原タニシが亀梨とのやりとり、原作者から見た今作を語る。

◆松原タニシと、事故物件

――事故物件に住むようになる前から、幽霊や心霊現象に興味はあったんでしょうか?

まあ……普通ですね。なんていうか、特別興味があるわけでもなくて、おばあちゃんがそういう怪談の本を集めていたくらいですね。

――怖くなかったんですか? 一件住んで、次の物件に住もうとするモチベーションが、起きにくいと思うんですが。

逆ですね。一軒住んで「あ、これくらいでおさまるんだ」って感じ。だから、二軒目も三軒目も住めるというか。

――具体的に「こんなものか」と思った現象を教えてください。

カメラを常につけた状態で住んでいたので、変な白い光の球が映るとか。一反木綿みたいな布状の、帯みたいなものが目の前を通る、とかですね。

――では逆に「これはちょっとマズいな」と思った現象はありますか?

うーん、交通事故に遭うとかですかね。車に轢かれたり。

◆原作者が見る、映画『事故物件 恐い間取り』

――松原タニシさん役の「山野ヤマメ」を亀梨和也さんが演じていますが、実際に会った時にどんなやりとりをしましたか?

すごくフランクな方で、初対面の段階で、事故物件に住んでいることの核心に迫るような質問をされました。「何考えて生活してましたか?」みたいなことを聞かれましたね。

――実際に完成した映画を観て、原作者としてどう感じましたか?

こんなにも面白くなるんだな、っていうのが正直な感想ですね。原作の本は、ただあったこと、経験したことをつらつら書いただけなので。それをここまで物語にしてくれて、アッと驚く仕掛けがあったりとか、すごいありがたいなと。面白かったです。

――映画のこういった点に注目して観て欲しい、というポイントはありますか?

いろんな見どころがあるので、怖いシーンもそうですし、松竹の芸人さんも多く出ているので、知ってる芸人いるかなって探すのも楽しみだと思います。あと「どう思ってもらってもいい」映画だと思っていて。もっと怖いのがいい!と思う人もいるだろうし、怖すぎて観れない、という人、途中笑っちゃったとか、笑うところなかった、とか。こちらが「こう観てください」っていうのがない映画なので、観終わった後にそれぞれの感想を、ああじゃない、こうじゃない、と言える映画だと思います。

※ラジオ関西『PUSH!』2020年9月16日放送回より

(C) 2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会