県内就業体験、急減 企業や自治体、コロナで見合わせ

宮崎大地域資源創成学部必修のインターンシップで、都農町を訪れてブドウ農家の話を聞く学生ら=同町川北(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルス感染拡大は、県内の大学生のインターンシップ(就業体験)にも影響を及ぼしている。県のネット仲介による県内企業との成立件数は、前年の半数以下。感染予防などを理由に受け入れを見合わせる企業や自治体が多く、例年であればピークを迎える夏休み中の8、9月も動きが鈍い。学生の地元就職のきっかけにもなっているだけに、関係者は「学生と県内企業がつながる場を守りたい」と一部オンライン化の導入を進めるなど知恵を絞る。

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