ホヤのビスコッティ、味わい病みつき 宮城・利府のカフェが通信販売

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宮城県内産のホヤを入れた珍しいビスコッティ

 宮城県利府町のカフェ「生石庵(おいしあん)」が宮城県内産のホヤを使った焼き菓子を開発し、通信販売している。宮城の水産物を代表するホヤと、イタリアの焼き菓子の組み合わせは「おそらく世界初」(同店)といい、新たな看板商品として期待している。

 新商品名は「HOYA ビスコッティ」。生地に細かく砕いた県内産の蒸しほやを練り込んだ。他にチーズ、バターしょうゆパウダー、生臭さを消すための大葉を入れた。

 ビスコッティは、二度焼きすることで硬い歯応えが特徴のイタリアの伝統菓子。本場ではアーモンド味やチョコ味が定番の甘いデザートだが、新商品はホヤの風味を生かすため、塩味を強めに仕上げた。

 店長の松田献さん(41)によると、おやつ以外にもスープに浸して食べたり、ワインや日本酒のつまみにしたりするのもお勧めという。

 松田さんは「かめばかむほど、ホヤのうま味と磯の香りが口に広がる。病みつきになる」とPRする。

 6個入りで1460円(送料込み)。生石庵のホームページから申し込む。

 生石庵は昨年の台風19号で被災。今年3月に復旧が完了し、再開を試みたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で断念した。現在、店舗は休業し、コーヒー豆と焼き菓子の通信販売のみ行っている。