「神職の日常」動画配信 “ユーチューバー神主”「ゆるく続けたい」

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多久比禮志神社のチャンネルのサムネイル画像

 富山市塩(大沢野)の多久比禮志(たくひれし)神社(林文雄宮司)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に同神社のチャンネルを開設している。禰宜(ねぎ)の林貞文(ただふみ)さん(36)が“ユーチューバー神主”となり、日常の仕事や県内の風景などを紹介。「撮影はカメラ1台で編集もまだまだ。ゆるく続けていきたい」と話している。(松岡仁志)

 チャンネル名は「多久比禮志神社たくひれ」で、8月下旬にスタートした。これまで、神職の仕事やお参りの作法、七五三への備えなどを配信。趣味のロードバイクに取り付けたカメラで撮影した猿倉山の風景なども取り上げている。

 「神職の日常」編では参道の掃除、祝詞や朝日舞の稽古のほか、筋トレの様子、ミョウガの天ぷら作りなどを盛り込んでいる。林さんは「日常生活で感じたことを紹介している。神社や神道を身近に感じ、県内や地元の魅力に目を向けてもらう一助になれば」と話す。

 多久比禮志神社は今年の七五三参りの際、お土産を風呂敷に包んで子どもたちに渡すことにしている。レジ袋有料化の折、日本古来の道具である風呂敷をどんどん使ってほしいという思いを込める。さまざまな包み方を紹介する動画もアップする予定だ。

 今月30日に予定している月見の雅楽祭も配信する。林さんは「今後は神社のQ&Aのような動画も作りたい。自分なりに必要だと思うことを世界に発信していきたい」と話している。

動画を配信するため、カメラを設置する林さん