レッズ逆転負けで勝率5割に逆戻り 秋山は出場せず

【ブリュワーズ3-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

前日の試合に勝利し、開幕戦で勝利したとき以来の「貯金1」となったレッズは、ブリュワーズに2対3で逆転負け。わずか1日で勝率5割に逆戻りとなった。一方のブリュワーズは勝率5割に復帰。直接対決ではレッズが5勝4敗と勝ち越しており、明日の今季最終対戦に勝利すれば、同率で並んだ場合のアドバンテージが確定する。

ブリュワーズ先発のブレット・アンダーソンに対し、レッズは1回裏先頭のアリスティデス・アキーノが遊撃オーランド・アルシアのエラーで出塁して無死二塁のチャンス。ここで次打者ニック・カステヤーノスがセンターへの14号2ランを放ち、2点を先制した。

一方、レッズ先発のソニー・グレイは、故障者リストから復帰したばかりながら、5回までブリュワーズ打線をわずか2安打に抑える好投を披露。失点は5回表二死からタイロン・テイラーに浴びた2号ソロによる1点のみで、レッズは2対1と1点をリードして試合終盤を迎えた。

ところが7回表、2イニング目に突入した2番手のテジェイ・アントーンがブリュワーズ打線に捕まり、連打で無死二・三塁のピンチを招くと、アルシアの犠飛で同点。さらに一死三塁からエリック・ソガードにタイムリー二塁打を浴び、逆転を許した。

ブリュワーズは2番手のデビン・ウィリアムスが2回5奪三振無失点、3番手のジョシュ・ヘイダーが1回2奪三振無失点とほぼ完璧なリリーフを見せ、3対2で逃げ切り。アンダーソンが今季4勝目(3敗)、ヘイダーが今季11セーブ目をマークし、アントーンに今季3敗目(0勝)が記録された。なお、レッズの秋山翔吾は出場しなかった。

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