「核時代の文学」テーマ 26日、大村で青来氏講演

青来有一氏

 長崎県や長崎市、長崎大でつくる「核兵器廃絶長崎連絡協議会」の核兵器廃絶市民講座が、26日午後1時半から、大村市東本町のミライon図書館多目的ホールで開かれる。長崎市在住の芥川賞作家、青来有一さん(61)が「核時代の文学 偽(にせ)の語り部と小説の真実」と題して講演。無料。
 同講座は長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA=レクナ)との共催。「核兵器のない世界を目指して」と題し、本年度5回を予定している。2回目の今回は同図書館の開館1周年を記念して開く。
 青来さんは長崎市勤務の傍ら、2001年に「聖水」で芥川賞受賞。19年、長崎原爆資料館長を最後に市を退職し、現在はレクナ客員教授。
 当日は会場での聴講(事前申し込み不要)のほか、オンラインでのライブ配信を視聴可能。オンライン希望者は24日までに事前登録が必要。詳細はレクナのホームページなどで。
 問い合わせは同協議会事務局(電095.819.2252)。

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