Juju 「ドヤ顔」に新たな闘志 F4チャンピオンシップ 雪辱戦9月26日27日

©株式会社ラジオ関西

2勝目を目指した快走から最下位に転落し、涙をぬぐいながら追い上げた前回レースから2週間。女子中学生レーサー、Juju(ジュジュ)こと野田樹潤さん(14)が雪辱を誓うフォミュラ・カーの「F4 デニッシュ チャンピオンシップ」は9月26日、27日、デンマークのリング・ジュルスランドで開かれる。

ホームコースでもあるバドボーグパーク・サーキット(1周2.07キロ)での前回レースは、圧倒的な速さを見せつけながら、相手の激しいマークに苦しめられた。第4戦ではスタート直後の第1コーナーでいきなり激しく接触。「あそこでJujuを逃したら、そのまま逃げ切られる。相手はぶつかってもいいという気持ちで突っ込んできた」と、父で監督の野田英樹さん(51)は分析する。3位に後退してからの2位争いでも2度にわたる接触を経験。鮮烈なデビュー・ウインを果たしたJujuの存在は、各チームに強い警戒心を植え付けた。

それだけに、初めての雨によるウエットレースの中、ポールポジションから快走を続けていた第6戦でのオーバーランは、強気のプッシュが裏目に出た痛恨のアクシデントだった。まさかの最下位転落から、悔し涙をぬぐいながらファステストラップを刻みつつ、6位まで追い上げた。最速をどう勝ちにつなげるかという課題が明確になった。

レース直後のインタビュー。「涙顔の私に、みんな“ドヤ顔”だった。あの時、初めてみんなにライバル視されていると分かった。自分はみんなと同じところに立っている。このレースで精神的に大きくなれた」と、Jujuは吹っ切れた笑顔で振り返った。

「欧州勢と同じ戦いの場に立っていると実感できた」とJuju。精神的に一回り大きくなった。(Jujuの公式ホームページから)

次回の舞台となるリング・ジュルスランド(1.75キロ)は普段の練習ができず、レースはぶっつけ本番となる。持前のスピードに、オーバーテイクのテクニック、ウエットレースなどの経験を積んできたJujuが、闘志むき出しの欧州勢とどう戦うか。次回レースは、9月26日、27日に第7戦から9戦が行われる。