トンネル事故想定で防災訓練 10月開通の国道57号北側復旧ルート

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防災訓練で車両に放水する消防隊員=大津町

 国土交通省は23日、10月3日に開通する国道57号の北側復旧ルート(熊本県阿蘇市赤水-大津町引水、約13キロ)で車両事故の発生に備えた防災訓練を実施した。警察や消防など約70人が参加し、救助や消火の手順を確認した。

 同ルートの二重峠トンネル(約3・7キロ)で追突事故が発生し、中央分離帯に衝突した車に運転手が閉じ込められ、車からガソリンが漏れているという想定。現場に着いた警察官が状況を確認して交通規制を敷き、消防隊員が車のドアを器具を使って壊し、運転手を救出。救急車は、同トンネルに並行して設けてある避難坑を走行して駆け付けた。

 その後は消防隊員による消火活動があり、初期消火のためトンネル上部に設置された水噴霧装置のデモ運転もあった。

 国交省熊本河川国道事務所の沼田英昭・総括保全対策官は「スムーズに訓練を終えることができた。安心して開通を迎えられる」と話した。(丁将広)