研究成果活かし、就活生向け適職診断機能を開発 芝浦工業大学

芝浦工業大学デザイン工学部の蘆澤雄亮准教授はインターネット広告代理店のアイハーツと共同で、就職活動用ポートフォリオ作成ツールに15種類の適職タイプが分かる診断機能を開発した。暗黙知を可視化する研究成果を応用したもので、オンライン面接だけで判別しにくい学生の適職を知ることができる。

芝浦工業大学によると、診断機能は50の設問に対する回答から営業タイプ、クリエイティブタイプ、企画プランナータイプ、研究者タイプなど15種類の適職タイプに分けるもので、学生観察の暗黙知をシステム化してその評価を可視化することにより、潜在能力を測定する。

設問と回答の選択肢は大学教員や企業の採用担当者らから聞き取り調査した結果を基にして作った。会員登録なしにだれでも無料で診断を受けることができ、診断を受けた人はアイハーツ運営の新卒向け就職活動支援サービスと連携したエージェントサービスの利用が可能になる。

蘆澤准教授は引き続き研究を進めて学生の潜在能力を測定する知見を確立し、学生の就職活動に貢献したい考え。

参考:

【芝浦工業大学】オンライン面接では分からない学生の適職タイプを、二択の質問で診断

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