エンゼルス3連勝 大谷が左腕から今季7号アーチを放つ

【エンゼルス5-2パドレス】@ペトコ・パーク

エンゼルスはパドレスを5対2で破って3連勝。直近7試合で6勝1敗となり、一時は13まで膨らんだ借金を5まで減らした。今日の試合に勝利したことによりポストシーズン進出の可能性が完全に消滅してしまうのを回避。この試合が終了した時点でアメリカン・リーグ西部地区2位のアストロズ、ア・リーグ第8シードにつけているブルージェイズとはともに3ゲーム差となっている。

先発のハイメ・バリアが1回裏にエリック・ホズマーに9号2ランを浴びて2点を先行されたエンゼルスは、2回表に打線が奮起。先発のマイク・クレビンジャーの負傷降板により緊急登板したエイドリアン・モレホンに対し、大谷翔平の7号2ラン、ジャスティン・アップトンの8号ソロ、アンソニー・ベンブームの3号ソロと3本のアーチを浴びせて逆転に成功した。

バリアは2回2失点で降板したものの、2番手のパトリック・サンドバルが3回無失点の好投を見せるなど4人のリリーバーが無失点リレーを展開。6回表にはデービッド・フレッチャーのタイムリーでリードを3点に広げ、そのまま5対2で逃げ切った。

好リリーフのサンドバルはメジャー初勝利をマークし、メジャーデビューからの連敗が8でストップ。5番手のフェリックス・ペーニャに今季2セーブ目が記録され、3本塁打を浴びたモレホンは今季2敗目(2勝)を喫した。

「5番・指名打者」で先発出場した大谷は、センター右への7号2ラン、ライトフライ、空振り三振、セカンドゴロで4打数1安打2打点。今季は左腕に対して打率.154(39打数6安打)、0本塁打、OPS.518と苦戦していたが、49打席目にしてようやく左腕からの一発が飛び出した。今季の打率は.194、OPSは.679となっている。

© MLB Advanced Media, LP.