田中将大、公式戦最終登板は4回8安打5失点 4勝目&黒田氏のMLB通算79勝ならず

ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:AP】

日本人歴代2位の黒田博樹氏に並ぶメジャー通算79勝目は来季に持ち越し

■ブルージェイズ – ヤンキース(日本時間24日・バッファロー)

ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)、敵地ブルージェイズ戦でレギュラーシーズン最後の先発マウンドに上がった。初回に不運な形で2点を失うなど4回8安打5失点で降板。今季4勝目、日本人歴代2位の黒田博樹氏に並ぶメジャー通算79勝目を逃した。

初回の先頭ビジオに四球を与えると1死からヘルナンデスの打球がイレギュラーする不運なヒットなどで2死一、二塁のピンチを背負うとゲレーロJr.に中前適時打、さらに捕手サンチェスの暴投でこの回2点を失った。

直後に味方打線が1点を返すと田中は2回に2死からジャンセンに二塁打を浴びたがビジオを二ゴロに抑え無失点。3回は2死からグリチェクを遊ゴロ失策で出塁を許し続くゲレーロJr.に三塁線を破られる適時二塁打を浴び3点目を失った。

なんとか踏ん張りたい4回。先頭のパニックを一ゴロに抑えたが続くジャンセンに左翼席へ5号ソロを浴びると2死一、三塁からグリチェクに左前適時打を浴びこの回2点を失った。ヤンキース打線は5回に無死満塁の好機を作ったがスタントン、ボイト、トーレスが凡退し無得点。

田中は91球を投げ4回8安打5失点(自責3)で降板。防御率は3.56となった。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2