【新型コロナ】感染者や経過観察者のこころのケアも

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新型コロナウイルスに感染した人や、その後経過観察になった人の個人情報の暴露や誹謗中傷などに対して、和歌山県は感染症相談ダイヤルを紹介するなど、こころのケアにも努める方針を示しました。

きょう(24日)開かれた9月定例県議会の福祉環境委員会で、自民党県議団の北山慎一(きたやま・しんいち)委員が、県内での新型コロナウイルス感染症に関する誹謗中傷などの現状について尋ねました。

県・健康推進課によりますと、ことし(2020年)4月15日から先月末(8月)まで、県が設置した新型コロナウイルス感染症の相談ダイヤルに人権関連の相談が9件寄せられ、このうち、感染者の個人情報の暴露が2件、店への入店拒否が1件、県外帰省者へのクレームが2件などとなりました。   この中には、県のツイッターの公式アカウントに感染者の個人情報が投稿され、県がただちに削除し、ツイッター社にも通報してリツイートなどによる拡散を防いだ事例もありました。

その上で北山委員は、誹謗中傷被害を防止するため、感染者が回復する途中の経過観察期間でもこころのケアの必要性を訴えました。

県・健康推進課の楠石由則(くすいし・よしのり)課長は「経過観察期間中、感染者には日々の症状などを保健所に連絡してもらうとともに、誹謗中傷などの人権問題があった場合は、連絡してもらえれば相談ダイヤルの利用もあわせて案内したい」と答えました。