【アストロズ2-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク
マリナーズは3対2でアストロズを破り、本拠地での3連戦に2勝1敗で勝ち越し。今季残り4試合という状況のなか、計算上ではポストシーズン進出の可能性を残した。地区2位のアストロズは現在28勝28敗。マリナーズがこれを上回るためには、アストロズが残り4試合に全敗し、マリナーズが残り4試合に全勝する必要がある。
マリナーズは先発のニック・マーガビシャスが6回3安打無失点の好投を見せた。3回表一死一・二塁のピンチでホゼ・アルトゥーベをショートライナーに打ち取り、併殺でピンチを切り抜けたほか、5回表一死満塁の場面ではジョージ・スプリンガーを空振り三振、アルトゥーベをセンターフライに打ち取ってピンチを脱出。粘り強いピッチングで6イニングを投げ抜いた。
マーガビシャスが好投を続けるなか、マリナーズはアストロズ先発のザック・グレインキーに対し、1回裏一死一・三塁からタイ・フランスのタイムリー二塁打で1点を先制。5回裏には二死一塁からカイル・シーガーのタイムリー二塁打とフランスのタイムリーで2点を追加し、グレインキーをノックアウトした。
その後は追加点を奪えず、3点リードのまま迎えた9回表は4番手として平野佳寿が登板。二死二・三塁からジョシュ・レディックに2点タイムリーを許し、さらに二死一・二塁のピンチを背負ったが、アルトゥーベを空振り三振に仕留め、なんとか1点のリードを守り抜いた。
好投したマーガビシャスは今季2勝目(3敗)、平野は今季4セーブ目(防御率3.75)をマーク。5回途中8安打3失点のグレインキーには今季3敗目(3勝)が記録された。