石原さとみ、クランクアップに西野七瀬らサプライズ登場で感涙

9月24日に最終回を迎えるフジテレビ系連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(木曜午後10:00)で、主演を務める石原さとみと共演の成田凌がクランクアップした。

本作は、病院薬剤師の葵みどり(石原)が萬津総合病院薬剤部メンバーと共に、患者の“当たり前の日常”を取り戻すために奮闘していく姿を描いている。みどりが心から尊敬する先輩薬剤師・瀬野章吾(田中圭)を突然襲った重複がん。瀬野を助けたい一心で、治療の道を模索するみどりがたどり着いた運命の結末とは?

クランクアップした石原の前に、共演者の真矢ミキと西野七瀬がサプライズ登場。驚きを隠せない石原に、2人から大きな花束とねぎらいの言葉が贈られた。真矢と西野の顔を見るなり、喜びと安堵(あんど)の思いから石原の目から大粒の涙がこぼれた。

石原は「皆さん優しくて、温かくて、明るくて、面白くて。心地がよくてストレスもなく、“なんて風通しがいい現場なんだろう”っていつも思っていました。大変なこともありましたけど、心が折れそうなこともありましたけど、すべてのことに意味があると思って、意味を作っていかなければいけないと鼓舞して頑張ってきました。そう思えたのは、プロデューサー、ディレクターをはじめ、ここにいる皆さんのおかげです。ここにいるみんなと、そして、ここにいない、ドラマに関わったすべてのアンサングヒーロー、アンサングシンデレラに心の底から感謝しています」と語り、「葵みどりという病院薬剤師を演じることで、励ますことや寄り添うことの意味を学ぶことができました。『アンサング・シンデレラ』は私の中でかけがえのない作品になりました。半年間、本当にありがとうございました!」と万感の思いに言葉を詰まらせながら、言葉を丁寧に紡いだ。

一方、みどりたちと客観的に接するドラッグストア勤務の薬剤師・小野塚綾を演じきった成田は、石原から大きな花束とねぎらいの言葉が贈られた。成田は「本当にあっという間で、“ようやくなじんできたかな”という時に終わってしまったので寂しい気持ちです。本当に明るい現場で、楽しくて、毎日わくわくしていました。友達からの評判もすごくよくて、いい作品に巡り合えたことに感謝しています」と述べた。

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