コロナ禍でどんな変化があった?どんな支出が増えた?半数以上の人が家族の大切さに気づく

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コロナ禍前後でもアプリやツールを利用し、7割はコミュニケーション量は減らず

新型コロナウイルス感染症への意識が大きく変わった出来事について聞いたところ、最も関心が高かったのは3月下旬(26%)でした。その頃は「東京五輪の延期」や「志村けんさんの逝去」があった時期で、これらの出来事をきっかけに、新型コロナウイルスに対する危機感が高まったようです。

緊急事態宣言が発令された今年の4月7日から5月25日の間と、昨年の同時期でのコミュニケーション量の変化を比較したところ、トータルのコミュニケーション量は12%が増えた、59%が変わらない、29%が減ったと回答しました。「直接会って話す会話」は52%が減ったと回答しましたが、「メールやLINEなどのテキストを使ったチャット」は22%増、「電話以外のオンライン通話・ビデオチャット」は19%増となりました。

今はLINEなどでテキストによるチャットだけでなくビデオ通話が手軽にできるほか、Zoomなどを使ったオンライン飲み会などをする人も多いです。このように、さまざまなツールがあり、多くの人にそれを使いこなすスキルがあるため、それほどコミュニケーション量は減らなかったようです。

コロナ禍を経て家族の存在の大切さに気づく

また、コロナ禍を経て大切だと思ったものについて聞くと、1位は「家族の存在」と64%が回答しました。ステイホームで長期間家族全員が一緒にいたり、家族を感染させないよう気を配ったりと、改めて家族の大切さが身に染みたようです。

2位は「趣味の時間」(30%)で、自宅で読書などを楽しむ時間が増えた一方で、旅行や食べ歩きなどは控えなくてはならず、趣味の時間の大切さを感じたことでしょう。3位は「お金」(29%)。営業自粛の影響やパート・アルバイトのシフトが減り、収入減となった人もいるかもしれません。以下は4位「友人の存在」(26%)、5位「睡眠時間」(25%)が続きました。

自粛期間中の「巣ごもり生活」について、今後も続けたいと思うか聞いたところ、意外にも「続けたい」50%、「続けたくない」50%と半々の結果になりました。旅行や外食、人混みに出るのを避けるなど、行動が制限されるということを窮屈に感じる一方で、テレワークによって通勤時間が短縮され、時間が有効に使えるといったメリットを感じた人も多いようです。

コロナ禍前後の支出の変化は? 高まるオンラインサービスへの需要

コロナ禍前後で増えた出費と減った出費について聞いたところ、最も増えたと感じる出費は「光熱費」(38%)で、2位は「食費」(20%)でした。大幅に減ったのは「交際費」(-76%)と「娯楽費」(-70%)、「交通費」(-68%)で、巣ごもり生活で7割も減りました、また「自由に使えるお金」が35%減っており、収入減や今後を見据えた出費抑制などがあるのかもしれません。

外出を控えて買い物はネットショッピングで済ますという人が多いのではないでしょうか。ネット上での買い物の平均消費金額は、コロナ禍以前前は1万6498円だったのが、コロナ禍以降は1万9396円と、2897円増加しました。また、ショッピングだけでなく、さまざまなネットサービスの需要が高まりました。

ネットサービスの拡充については76%が「受け入れられる」と回答しました。具体的には「ネットショッピングサービスの拡充」(81%)のほか、「オンライン決済サービスの拡充」(76%)、「キャッシュレス化やネットバンキングの拡充」(76%)、「役所などへの公的なオンライン申請・手続きサービス」(74%)、「オンライン会議(ビデオ通話)サービスの拡充」(67%)と、コロナ禍によって生活のさまざまなシーンでオンラインサービスを利用したいというように、急速に意識が変わってきたようです。

以上のように、コロナ禍前後で私たちの暮らしや意識は大きく変わりました。今はさまざまなネットサービスがあるので、自宅でも友人とコミュニケーションが取れたり、仕事をしたりすることができます。

もし、インターネットがない時代にこのパンデミックが起きていたらどうなっていたでしょう。経済も教育もストップし、大変なことになっていたかもしれません。技術の進化に感謝するしかないですね。

[出典]※株式会社ジャパンネット銀行「withコロナ150日間、日常生活と価値観の変化を調査」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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