みなとみらい地区 ザ・カハラ23日開業 ハワイの名門ホテル、初進出

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パシフィコ横浜に隣接する「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」

 みなとみらい21地区に9月23日、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」が開業した。半世紀以上続くハワイの名門ホテルの名を冠する「ザ・カハラ」の2つ目の拠点であり、横浜がブランド初の海外進出となる。

 「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」は、国際展示場のパシフィコ横浜に隣接する立地。地下1階、地上14階建てで客室数は146室。全室47平方メートル以上とエリア最大級の広さを誇る。曲面が目をひく外観は、波が寄せて返す「汀(みぎわ)」をイメージしたもので、近隣のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの「帆」と対になるデザインとなっている。

 運営主体のリゾートトラスト(株)=本社・名古屋=は会員制のリゾートクラブで国内トップの実績を誇り、国内外50カ所でホテルを展開。2014年からハワイの高級ホテル「ザ・カハラ」の経営を担っている。

 17日の内覧会に出席した伏見有貴代表取締役社長は、横浜とハワイが歴史的に深いつながりがあることや「横浜は都市でありながらリゾート感を感じることができ、観光都市としてのポテンシャルが高い」と、海外初進出先に横浜を選んだ理由を説明。隣接するパシフィコなどと共にMICE誘致に取り組み「国際都市横浜のPRにつなげていきたい」との意向を示した。

横浜の魅力をPR

 館内には宿泊者が使えるスパ&フィットネスのほか、一般利用ができるイタリア料理と日本料理などのレストランやラウンジ&バーも併設。インテリアやメニューなどハワイの雰囲気を感じさせる一方、県内13の蔵元と作ったオリジナル日本酒の提供や横浜ブランドとの商品コラボ・体験プログラムの実施など、横浜の魅力の発信につながるような取り組みも積極的に行う。伏見社長は、カハラブランドが掲げる現地の人々の生活や文化、習慣を尊重する”ローカルリスペクト”の精神に触れ「地元横浜の方々に愛されるホテルにしていきたい」と話した。

会員制ホテルも

 同じ建物内には同社が手がける完全会員制ホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」も開業。会員制の客室は全138室で、オープン前の時点で9割近くの会員権が契約済み。購入者の半数が東京・神奈川在住で、40代から60代が中心。高価格帯から完売していったという。

14階にあるホテルロビーで、マイケルピーターカッシュ総支配人