西彼長与町が今年6～7月の2カ月間に提供を呼び掛けた政府配布の布マスクが、2231枚集まった。マスクを必要としていた町立小学校などへ再配布したほか、今月からは希望する町民に渡している。
町によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため政府が全世帯に配った布マスクは同町にも6月ごろ届いた。ただ、その頃には手作りマスクの普及も見られた。政府配布マスクを使わない人に協力してもらい、必要な人に渡したいと町内17カ所に提供用の箱を設置していた。
2200枚を超える数に町健康保険課は「想像以上でありがたい。今後もニーズを調査していきたい」と話す。8月に450枚が再配布された町立長与小は緊急時用に保管。「一部は忘れた児童のために使わせてもらっている」という。
個人へは1世帯2枚まで。申し込みは町健康保険課（電095.801.5820）へ。
