ヴィッセル神戸、新監督は三浦淳寛氏 クラブのレジェンドに期待

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サッカー・J1のヴィッセル神戸は、24日、スポーツダイレクターを務めていた三浦淳寛氏(46)の新監督就任が決まったと発表した。契約年数などは非公表。同日の練習から三浦新体制がスタートし、26日の2020明治安田生命J1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦(午後7時、ノエビアスタジアム神戸)が初采配となる。

ヴィッセル神戸の新監督に就任した三浦淳寛氏(©VISSEL KOBE)

大分県大分市出身の三浦新監督は、現役時代、日本代表でも活躍した攻撃的サイドバック。1994年に横浜フリューゲルスでプロ入りし、横浜F・マリノス、東京ヴェルディ1969を経て、2005年からヴィッセル神戸でプレー。そのシーズン中にカズ(三浦知良、現在は横浜FC)からキャプテンを引き継ぐと、06年にはチームリーダーとして、1年でのJ1復帰に大きく貢献。クリムゾンレッドのレジェンド選手の1人でもある。その後、横浜FCで2010年までプレーし、現役引退後、2018年からはフロントの一員としてヴィッセルに復帰。スポーツダイレクターとして、クラブの初タイトル獲得、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場に導いた。監督を務めるのは初となる。

新監督決定について、楽天ヴィッセル神戸株式会社の立花陽三代表取締役社長は、24日、オンラインでメディアに対応し、「21日、(トルステン)フィンク監督から退任の話を受けて、その日の夜から(フロント陣)全員でミーティングを行い、次期監督をリストアップしてきたなか、議論を進めるも、三浦さんが適任として決断した」と、経緯を説明。「2018年からSD(スポーツダイレクター)として三浦さんに来ていただいた。三浦さん中心にポゼッション系サッカーをやろうとスタートして、その継続性ができる方ということで、シーズン途中ということもあり、一番適任が三浦さんだった。三浦さんにお願いして、すぐ承諾していただいたわけではなく、三浦さんとしてもかなりの葛藤があったかと思いますが、昨日の試合(22日、J1第18節サガン鳥栖戦)後の夜にサインをいただいたのが順番」と、継続性とシーズン途中という状況を鑑みての判断だったことを強調した。

2017年から続いている、シーズン途中での監督交代に関して、「ここ数年、ファン・サポーターの方々にご心配をおかけしていることに、改めてお詫び申し上げたい」と述べた、立花社長。「しっかりした基盤を新監督とともに作っていきながら、常に常勝軍団を目指す。アジアナンバー1を狙うクラブの姿勢は継続。(その意味でも)監督を継続するのは、非常に重要なこと。そういった意味でも長く三浦監督にはやっていただきたい」と、新体制に期待をかけた。

楽天ヴィッセル神戸株式会社の立花陽三代表取締役社長(©VISSEL KOBE)

なお、アシスタントコーチの林健太郎氏がヘッドコーチに、アカデミー部部長の平野孝氏がスポーツダイレクターに、それぞれ就任することも、あわせて発表されている。

【ヴィッセル神戸 トップチーム新体制】
監督:三浦淳寛(46)※新任
ヘッドコーチ:林健太郎(48)※新任
アシスタントコーチ:マルコス・ビベス(45)
GKコーチ:アレックス(47)
フィジカルコーチ:咲花正弥(46)
コンディショニングコーチ:梅木暁(30)