独IFO業況指数、9月は93.4で5カ月連続の改善

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[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が発表した9月の業況指数は93.4と、前月改定値の92.5から上昇し、5カ月連続の改善となった。

新型コロナウイルスの流行で打撃を受けたドイツ経済が順調に回復していることが改めて浮き彫りとなった。

9月の業況指数は今年2月(95.9)以降で最高だった。

IFOのクレメンス・フュースト所長は「感染者の増加にもかかわらず、ドイツ経済は安定に向かっている」と表明。現況指数も前月から上昇したと指摘した。

製造業の業況を示す指数は明るい輸出見通しを背景に大幅に改善した。雇用維持措置や一時的な付加価値税(VAT)の引き下げなど政府が打ち出した大規模な新型コロナ危機対策が奏功したとみられる。

その一方でサービス業の業況指数は5カ月ぶりに低下した。IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、ここ数週間で新型コロナ感染者が増えていることを受けて、観光業や接客業の業況が再び悪化したと指摘した。

同氏によると、IFOは第3・四半期の独国内総生産(GDP)が6.6%拡大し、第4・四半期は伸び率が2.8%へ減速する公算が大きいと予想している。

ドイツ復興金融公庫(KfW)のチーフエコノミスト、フリツィ・ケーラーガイブ氏は、独製造業の主要な輸出先である多くの国で感染が増加しているとして、回復の容易な局面は終了したとの見方を示した。

「第3・四半期のGDPは過去最高の伸びになると見込まれているが、その後は経済の回復が満足できるペースを維持することに衛生・経済政策は焦点を当てる必要がある」と述べた。

*エコノミストコメントなどを追加しました。