石原さとみ主演、史上初の病院薬剤師が主人公の「アンサング・シンデレラ」Blu-ray&DVD発売

石原さとみが主演を務め、日本の連続ドラマでは初めて病院薬剤師を主人公に描かれ、話題となったドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)のBlu-ray&DVDが、2021年3月3日に発売されることが決定。Blu-rayとDVDともに、本編(全11話)のほか、予告集や石原演じる葵みどりのお薬講座などの特典映像が満載の特典ディスクが付いた豪華構成となっている。

英語で「褒められない」という意味の“アンサング”。医師のようには頼られず、看護師のように親しまれることはなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として、患者のために励む病院薬剤師が主人公である本作。総合病院にある薬剤部を舞台に、「薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが、薬剤師にとって何より大切だ」ということが信条の、キャリア8年目の薬剤師・みどりが、患者一人一人と誠実に向き合っていく姿や、患者の薬の調剤や製剤を行う、病院薬剤師たちの知られざる苦悩と活躍を描いていく。

原作は、荒井ママレ氏のコミック「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。脚本は「グランメゾン東京」(TBS系)などを手掛けたベテラン脚本家・黒岩勉が担当し、主題歌はDREAMS COME TRUEがドラマのために書き下ろした「YES AND NO」が採用され大きな話題を呼んだ。

石原のほか、西野七瀬、真矢ミキ、田中圭、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂ら多彩な俳優陣が集結。西野が演じるのは、みどりによって成長していく新人薬剤師・相原くるみ。真矢は部下に気を使う薬剤部部長・販田聡子役を演じる。田中は、みどりのよき理解者で薬剤部副部長・瀬野章吾役で、石原とはドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」(同系)以来、約5年ぶりの共演を果たした。また、桜井はみどりとは正反対の仕事スタイルだが、患者に対する思いは同じである薬剤部主任・刈谷奈緒子に扮(ふん)する。ほか、薬剤師3年目の若手で、薬剤部ムードメーカー・羽倉龍之介は井之脇が、院内のうわさ話やゴシップが好きな薬剤師・工藤虹子を金澤が好演。成田は、理想と現実の間で苦悩し、患者のために駆け回るみどりをやや冷ややかな目で見るドラックストア勤務の薬剤師・小野塚綾役を務める。

2018年5月の「月刊コミックゼノン」連載開始時から好評を呼び、医療従事者はもちろん、あらゆる読者から指示を受け、実写化を望む声が広がる中、ついにドラマ化が実現した本作。初回見逃し配信が1週間で165万回再生(FOD、TVerの合計値)と、フジテレビ歴代1位を記録したヒット作の感動を、再び堪能してほしい。

【作品情報】

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」
2021年3月3日発売
Blu-ray BOX 28,800円+税(全11話・4枚組[本編ディスク3枚+特典ディスク1枚])
DVD BOX 23,400円+税(全11話・7枚組[本編ディスク6枚+特典ディスク1枚])

萬津総合病院薬剤部に勤める薬剤師・葵みどり(石原)は、ハチに刺されて救急センターに搬送された患者への医師の投薬を、薬剤部副部長の瀬野章吾(田中圭)と共にサポートしていた。そこに、薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)が新人の相原くるみ(西野七瀬)を連れてくる。心肺停止になってしまった患者に胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする中、みどりは患者が日常的に服用している薬があることに気付く。それを医師に報告し、患者の心拍数が回復。薬剤師が患者の命を救ったとくるみは感動する。しかし、医師にしか感謝しない患者の家族の姿を目の当たりにしたくるみは、みどりに疑問を投げる。そして、みどりに「感謝されたいなら薬剤師は向いてない」と返される。

発売元:フジテレビジョン 販売元:TCエンタテインメント

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