沖縄、コロナで修学旅行の予約16万人減 米同時テロ以来の落ち込み

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修学旅行の予約数

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は24日、2020年度の沖縄への修学旅行の予約数が、新型コロナウイルスの感染拡大前より45.2%(1048校)減の1270校、人数は40.7%(16万9185人)減の24万6865人になったと発表した。例年は約2400校、43万人の修学旅行生を受け入れており、ほぼ半減した。県の緊急事態宣言発令などでキャンセルが相次いだのが要因。米同時テロで前年比3割以上落ち込んだ2001年以来の落ち込みとなる。

 OCVBが修学旅行を取り扱う旅行社へ依頼し、9月14日時点の予定数を調べた。7月7日時点の調査では2144校が予約し、40万9755人が来県する予定だった。

 OCVBの調べで本年度は、9月までに来県した修学旅行が1校もない。

 来月以降の状況を月別にみると、10月は31校、6021人と当初予約より学校数・人数ともに9割以上減った。11月は156校、3万705人で6割減、12月は3割の減少を見込む。

 一方で、延期や海外からの振り替えもあり、来年1月~3月は当初予約よりも3~4倍増えた。

 海外への渡航情勢が読めないことから、次年度以降に沖縄へ切り替える相談も増えているという。OCVBは、バスや観光施設、ホテルなどの感染防止ガイドラインを紹介したり、取り組みを動画で発信したりして、誘客を強化する方針。

 下地芳郎会長は「修学旅行は将来的なリピーターにつながる期待もあるが、半減し、残念。感染防止を引き続き徹底し、受け入れ環境づくりを強化していきたい」と話した。