桑名の山口組幹部宅に銃弾 

元暴力団員の男に懲役7年

©三重テレビ放送

三重県桑名市にある特定抗争指定暴力団山口組の幹部自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反の罪に問われている元暴力団員の男の裁判員裁判で、津地方裁判所は24日、男に懲役7年の判決を言い渡しました。

銃刀法違反の罪に問われていたのは、住所不定で無職の谷口勇二被告(76)です。

起訴状などによりますと、谷口被告は今年2月、山口組ナンバー2の高山清司若頭の自宅正門に拳銃で銃弾を4発発射し、その後、付近の路上で拳銃1丁と銃弾を持っていたとされています。

これまでの裁判で、検察側は「殺傷能力の高い危険な拳銃を白昼に住宅街で使用した危険な犯行で、下見を行い4発も発射するなど犯行が計画的で意欲が強い」などとして、谷口被告に対し懲役8年を求刑していました。

津地方裁判所の柴田誠裁判長は、「対立する暴力団同士が互いの組員を殺傷する緊迫した状況で拳銃が発砲され、周辺住民に与えた不安は特に大きかった」とし、警察官が警戒していることを認識しながら犯行に及んだことについて「法律や治安を軽視する姿勢が甚だしい」などとして、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。