JR九州業績予想発表、設備投資245億減 新長崎駅ビル整備計画「変更なし」

 JR九州は24日、2021年3月期連結決算の業績予想を公表し、設備投資の計画を前期実績比で245億円減の707億円とした。
 同社は、九州新幹線長崎ルートの22年度暫定開業に伴って新たな長崎駅ビル(長崎市)を整備する。同日開いた会見で、森亨弘常務は新駅ビル計画について「現時点で変更はない」とした。駅ビルはもともと今期の着工予定ではないため、今回の投資の削減分に含まれていないという。
 新駅ビルは地上13階建てに商業施設、オフィス、ホテルなどが入る計画。21年春の着工を予定し、23年春に商業施設の一部などを開業、25年度に全面開業を目指す。

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