インディアンス逆転勝利で5連勝 Wソックス4連戦をスイープ

【ホワイトソックス4-5インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

2試合連続サヨナラ勝ちで4連勝と勢いに乗るインディアンスは、3点を勝ち越された直後の7回裏に4点を奪い、5対4で逆転勝利。ホワイトソックス4連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。この結果、首位ツインズと2位ホワイトソックスのゲーム差は1に広がり、3位インディアンスはホワイトソックスとのゲーム差が1に。残り3試合、地区優勝の行方は全くわからなくなった。

ホワイトソックスがダラス・カイケル、インディアンスがザック・プリーサックの先発で始まった一戦は、両投手の好投によりロースコアの接戦となり、3回表にホワイトソックスがヨルマー・サンチェスの1号ソロで先制するも、直後の3回裏にインディアンスはセザー・ヘルナンデスがタイムリー二塁打。1対1の同点のまま終盤に突入した。

7回表、ホワイトソックスは先頭のヨアン・モンカダがレフトへの三塁打を放ち、続くヤスマニ・グランダルのファーストゴロの間に1点を勝ち越し。さらに一死二・三塁のチャンスを迎え、ノマー・マザーラのタイムリーで2点を追加してプリーサックをノックアウトした。

ところが、インディアンスは直後の7回裏、2番手のジミー・コルデロから代打3人の3連打で無死満塁の大チャンスを迎え、二死満塁となったあと、3番手のカルロス・ロドンからヘルナンデスがライトへの2点タイムリーを放って1点差。続くホゼ・ラミレスにも2点タイムリー二塁打が飛び出し、一気に試合をひっくり返した。

その後、リリーフ陣が8回以降のホワイトソックスの攻撃を打者6人でパーフェクトに抑えて試合終了。インディアンス2番手のキャム・ヒルが今季2勝目(0敗)、3番手のブラッド・ハンドが今季15セーブ目をマークし、ホワイトソックス3番手のロドンは今季2敗目(0勝)を喫した。

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