山岳救助に協力 今年2回目の感謝状 渡邉さん「登山、時間に余裕持って」

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遭難者の救助に協力し感謝状を受けた渡邉さん=大村署

 大村署は23日、佐賀県との県境に位置する経ケ岳で遭難した長崎市の男性(70)の救助に協力したとして、県山岳・スポーツクライミング連盟の遭難対策委員長、渡邉利博さん(74)に感謝状を贈った。
 同署によると、男性は8月29日午後6時15分ごろ「足がつって動けない」と自ら110番通報。同署は消防や山岳会などでつくる大村市多良山系レスキューネットワーク協議会を通じ、渡邉さんに同行を依頼した。
 救助隊は午後8時40分に出発。渡邉さんによると7月の大雨の影響で登山道が崩壊し、ルート確保が困難だった場所もあったそうで「夜間の捜索ということもあり、救助隊の安全確保を心掛けた」という。男性は約4時間後に山頂付近で発見され無事だった。
 渡邉さんが山岳救助で感謝状を受けるのは、今年は6月に続き2回目。渡邉さんは「最近山に登る人が増えているが、中には午後から登り始める人もいる。朝から登って昼には下山する気持ちで、時間には余裕を持ってほしい」と話した。