【熊本県感染症情報】マダニ媒介の日本紅斑熱、累計8人に

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 14~20日の熊本県感染症情報によると、マダニが媒介する日本紅斑熱の患者2人が県内医療機関から報告され、今年の累計は8人になった。昨年1年間の6人を既に上回っている。

 県健康危機管理課によると患者2人は水俣保健所管内の70代男性と天草保健所管内の80代女性。それぞれ発熱などを訴えて地元医療機関を受診し、感染が分かった。農作業中などにダニに刺されたとみられるという。

 日本紅斑熱は発熱やや発疹[はっしん]の症状があり、抗菌薬で治療する。同課は「春から秋にかけて報告が多い。ダニ生息地では肌の露出を少なくするなど、注意が必要」と呼び掛ける。

 一方、県内50定点の医療機関で調べている感染性胃腸炎は109人(前週比25人増)、ヘルパンギーナ76人(30人減)、突発性発疹27人(28人減)。

 全数報告分は日本紅斑熱のほか、腸管出血性大腸菌感染症、レジオネラ症、エイズ(後天性免疫不全症候群)が各1人。(川崎浩平)