エイチ・アイ・エス、上場来初の最終赤字転落へ

エイチ・アイ・エス(HIS)は9月25日、2020年10月期の通期業績予想を発表した。

売上高は4,240億円(前期8,085億1,000万円)、営業損失367億円(同営業利益175億4,000万円)となり、318億円の最終赤字となる見通し。最終赤字は2002年の上場以来初めて。期末配当は無配とする。

同日に発表した第3四半期までの決算は、売上高4,010億1,600万円、営業損失167億9,300万円で、169億3,900万円の最終赤字だった。雇用調整助成金等の助成金収入として48億6,700万円を特別利益、臨時休業した営業施設の休業期間に発生した費用として43億6,400万円を特別損失に計上している。

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