「番所の棚田」深紅に 山鹿市菊鹿町、ヒガンバナ満開

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深紅の花が満開になった「番所の棚田」のヒガンバナ=25日午後、山鹿市菊鹿町

 「日本の棚田百選」に選ばれている熊本県山鹿市菊鹿町の「番所の棚田」で、ヒガンバナが満開になり、訪れる人を楽しませている。例年は秋分の頃に見ごろを迎えるが、今年は残暑の影響で1週間ほど遅れていた。

 山鹿市菊鹿市民センターによると、棚田は明治時代に築かれ、山の斜面に広がる約200枚(計10ヘクタール)の景観を、住民が草刈りをして維持。花は9月末まで楽しめそうという。

 25日は午前中から多くの人が訪れ、黄金色になった田んぼと、深紅のヒガンバナのコントラストを楽しんでいた。弟と2人で訪れた上野悦子さん(79)=熊本市北区=は「コロナ禍で外出を控えていたこともあり、鮮やかな景色に気が晴れました」と笑顔を見せていた。(池田祐介)