「感謝と別れ」 1922年開業の駅舎 旧屋代線「綿内駅」解体へ 地元住民が展示会

©株式会社長野放送

およそ100年前に開業した長野市の旧屋代線の綿内駅が来月上旬に解体されます。感謝と別れを告げようと地元住民が25日から駅舎で展示会を開いています。

煙を上げて走る蒸気機関車。営業最終日に駅長に花束を渡す子ども。25日から旧屋代線綿内駅で始まった展示会です。駅舎などを題材にした写真や絵画などおよそ100点が飾られました。

訪れた人:

「電車が懐かしいです。(高校時代)電車から(綿内駅で)降りていく友達に手を振ったっていう思い出があります」

「主人も電鉄へ務めて毎日ここを通っていましたから、懐かしいです」

屋代線綿内駅は、1922年・大正11年に開業。地域住民の移動や産業を支えてきました。しかし、2012年の屋代線廃止に伴い、惜しまれつつ、90年の歴史に幕を下ろしました。

その後はバスの待合所などとして使用されてきましたが、駅舎とプラットホームは、来月上旬に、整備事業で解体される予定です。

地元住民自治協議会などは駅舎に感謝と別れを告げようと今回、住民から写真の提供を受けたりしながら展示会を企画しました。

綿内まちづくり実行委員会:

「いざこれ(綿内駅)もなくなっちゃうということになると、本当に屋代線とさよならになりますから、最後の別れを告げる機会をぜひつくりたいということで」

綿内駅の歩みを振り返る展示会は30日まで行われます。