ドラマ「書類を男にしただけで」主人公の祐希を取り巻く追加キャストが発表

TBSで、10月11日(日)午後2時からドラマ『書類を男にしただけで』を放送する(※一部地域をのぞく)。主人公の箕輪祐希(みのわ・ゆうき)はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビになり、転職活動中。しかし、うっかり性別欄を間違え、ずっとあこがれていた大手広告代理店の採用試験を男として突破してしまう。祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り・・・。性別を偽り、そのまま男として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しながら仕事を頑張る中で、かつて心ときめいた男性に再会し……!?という、キュンあり波乱ありの“ドタバタ社

会派ラブコメディ”だ。主人公の箕輪祐希を演じるのは、シリアスからコメディーまで演じ分ける実力派若手女優として、若い世代を中心に男女問わず人気を博し、今回がTBSドラマ初主演となる小芝風花。

そしてこの度、主人公の祐希を取り巻く、個性豊かな追加キャストが発表となった。祐希が転職先で出会う、一応イケメンだが中身は永遠の中学生男子のコピーライター杉田哲也役には、ドラマや映画の注目作への出演が相次ぎ、今年1月期の日曜劇場『テセウスの船』での演技も注目された竜星涼。祐希の転職先の同僚で、職場の華として扱われながらも自分の生き方に不安を感じている須藤あやか役には、役柄と同世代の水沢エレナ。今どきな後輩社員の鈴井翔平役は、『仮面ライダージオウ』(EX)の主演を務めた注目の若手俳優、奥野壮が演じる。そして、祐希が男として働く後押しをする産業医の柏木未来には、『私の家政夫ナギサさん』での好演も記憶に新しい高橋メアリージュン。祐希が転職先で異動となる第7営業部の部長・古橋敏之役にデビット伊東。さらに、祐希らが働く第7営業部のビッグクライアントとなる信玄堂の社長・渡辺リカを友近が演じる。個性豊かなキャラクターを、幅広い世代の多様な実力派俳優陣が演じ、脇を固める。

時代は多様性を尊重し女性の活躍する場も年々増えている傾向にあるが、その一方で男性優位な文化は色濃く残っているのが現実だ。また女性同士が理解しあえず足の引っ張り合いになってしまうときさえある。本作は、そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサーが企画したオリジナルドラマだ。

頭ではわかっていても、「性別など関係ない!」と簡単に言える世の中ではないからこそ、「お互いの個性が尊重され、自分のなりたい自分でいられて誰にも傷つけられることのない、そんな世界になりますように」という願いを込めて、ハートフルに描いていく。

■コメント

<竜星 涼>

僕が演じる杉田は、イケメンだけどちょっと“変人”なタイプですが、結構皆さんの身近にもいるキャラクターだと思います。自分の好きな漫画のキャラクターを妄想しながら、それが普段の言動にも出てくるタイプだと思うので、そこを意識して、新しい竜星涼を見てもらえればと思います。風花ちゃんとも7年ぶりくらいの共演で、男装もキマっていたので一緒に演じるのが楽しみです。杉田というキャラクターも魅力的で、台本も面白くて、しっかりとしたメッセージ性もありながら笑ってもらえる1時間になっていると思います。見てくださった方が、周りにいる人それぞれの個性を愛せるようになったらうれしいです。

<水沢エレナ>

実際に自分と同年代の役柄で、セリフ自体に読んでいてとても共感できたので、視聴者の方も共感してくださる方が多いと思いと思います。私が演じるあやかが今までの溜まってきた気持ちを伝えるシーンがあるのですが、台本を読んだ時点で胸にグッときたので、年齢が近しい女性の背中を押せるように、しっかりと言葉一つ一つに気持ちを込めて大切にお芝居していきたいです。

全体的にはコメディタッチな部分も多いですし、見てくださる方が元気に、前向きな気持ちになれるような作品になればと思いますので、よろしくお願いします。

<奥野 壮>

今回演じるのは自分の年齢よりも年上なので、新鮮で楽しみです。しっかりとこの作品に馴染んで陰ながら支えていければと思います。物語の入り口は「そんなこと起こる!?」というところから始まりますが、働く女性の日常をいつもとは違った角度から見ていただける作品だと思うので、そこを楽しんでいただきたいです。悩んでいる人たちの気持ちが少し楽になるような作品になればいいなと思います。

<高橋メアリージュン>

私の演じる柏木はクールな女性で、所々に出てきては主人公に大きな影響を与える役どころです。 しっかりと主人公を励ましたり、背中を押してあげられたらなと思います。 台本がとても面白くて、女性としてとても共感できますし、すごくポジティブな気持ちになりました。 男女の偏見に限らず、人と比べることなくみんなが対等な世の中になればいいなと思いますし、見ていてスカッとできる気持ちのいい作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください。

<デビット伊東>

今まで演じてきた役柄はちょっと心のどこかに闇というか、一物を持ったような役柄が多かったのですが、今回ストレートで気持ちのいいまっすぐな上司の役柄を演じられてうれしいです。台本を読んで思ったのは、セクハラやパワハラが問題になっているのには、コミュニケーションに“愛”が足りてないということです。今の若い子たちが感じていること、会社の中でもがいていることを台本から感じとったので、きちんと演じて伝えていきたいです。今回、キャストもスタッフもとても若くて、自分のことはさておき、若手の役者陣がいかに活きるかを考えて、みんながしっかりと輝けるようにしたいと思います。

<友近>

今回、社長の役をやらせていただくのですが、私的には興味のある役柄ですね。コントにならないようにリアルな感じを出しつつ、社長としてのどっしりとした印象が出せるようにしたいと思います。主演の小芝風花ちゃんはとても可愛いですし、以前ご一緒した際も本当にお芝居がお上手で、コミカルな演技もとてもチャーミングなのでまた共演できてうれしいです。さまざまな偏見がまだ世の中にたくさんあると思います。視聴者の方が少し考えたりしながらも、コメディーの部分ではホッとできるような作品にできればと思います。

(C)TBS

■あらすじ

主人公の箕輪祐希(小芝風花)はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビに・・・。転職活動も不採用の嵐。そんな中、最終選考まで通過した一社・・・それはずっとあこがれていた広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」だった。祐希は気を引き締めて「インサイトエージェンシー」の最終選考でもある健康診断に行くのだが、そこで自分の性別が男として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師・柏木未来(高橋メアリージュン)に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と追い詰められ、祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り・・・。祐希は「男で天下取ってやる!」と、性別を偽りそのまま男として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張る。しかし、かつて心ときめいた男性、杉田哲也(竜星涼)に再会し・・・?

■番組概要

[タイトル] 『書類を男にしただけで』

[放送日時] 10月11日(日) 午後2:00~2:54(※一部地域をのぞく)

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