「23年鹿児島国体」、県など主催4者が合意 10月8日に正式決定 後続県は1年ずつ順送り

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鹿児島国体と全国障害者スポーツ大会の2023年開催に関する協議にオンラインで参加する塩田康一知事(左)=県庁

 新型コロナウイルスの影響で延期になった第75回国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)と第20回全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)について、鹿児島県や日本スポーツ協会など主催4団体は25日、トップ会談を開き、両大会を2023年に開催することで合意した。23年が内定していた佐賀など後続の県は1年ずつ順送りする。10月8日の日本スポ協臨時理事会で正式に決まる。

 会議は東京であり、日本スポ協の伊藤雅俊会長、日本障がい者スポーツ協会の鳥原光憲会長、スポーツ庁の鈴木大地長官が出席。塩田康一知事は鹿児島県庁からオンラインで参加した。

 塩田知事は「ほっとしている。尽力してくれた関係者、重い判断をしてくれた佐賀、滋賀などの関係県に深く感謝する。すばらしい大会になるよう取り組みたい」と話した。

 伊藤会長は「長い延期は鹿児島の影響が甚大、短い延期は他県の影響が大きく、総合的に判断した」と3年延期の理由を説明。「中止にはしたくなかった。各県が力を合わせて解決しようという考えに賛同いただいた」と述べた。

 障スポ大会も含め、会期と会場、実施競技・種目などは、20年大会の計画を基本的に踏襲。21年以降に加わる予定の競技などは、開催市町や競技団体と協議を続ける。

 延期に伴う財政負担増について、スポーツ庁は「国の支援は開催年度が基本。キャンセル料など本年度の開催経費と、23年開催のための費用は別々に支援する」との方針を示した。

 鹿児島国体は1972(昭和47)年の太陽国体以来48年ぶりで、10月3~13日の11日間(正式会期)、初開催の障スポ大会は10月24日から3日間の予定だった。新型コロナの感染拡大で史上初めての延期を6月に決定。開催時期の調整が続いていた。