相葉雅紀らが志村けんさんとの思い出を振り返る。“最後の新作ロケ”も公開

日本テレビ系で放送されてきた「天才!志村どうぶつ園」(土曜午後7:00)が、9月26日に最終回を迎える。「16年半ありがとう…志村園長と一緒に最終回2時間スペシャル」と題し、園長を務めていた故・志村けんさんも一緒にスタジオにいるような演出で、山瀬まみや相葉雅紀といったレギュラー出演者たちがこれまでの放送の名場面を振り返る。

同番組は、2004年4月にスタート。志村さんとチンパンジーのパンくん、“ブサかわ”犬のわさお、動物と話せる女性・ハイジなど、さまざまな名物企画やキャラクターが登場してきた。近年は、保護犬・保護猫のため新たな飼い主を探し出す手助けや、カルガモ親子の引っ越しに密着するドキュメントなどが評判を呼んでいた。最終回SPは、577回目の放送でのグランドフィナーレとなる。

また、志村さんが残した“最後の新作”も紹介。今年2月末にロケを行い、孫のように溺愛していたチンパンジー・プリンちゃんに自転車の乗り方を教えていた志村さん。かつてはパンくんと訓練を重ね、一緒に自転車を乗りこなせるようになった実績を持つ志村さんにとって、プリンちゃんとも同じようにするのが念願だったという。そんな志村さんの最後のロケ映像が初公開となる。

10月3日からは、志村さんの思いを受け継いだ相葉が、全国各地の動物たちの魅力に迫っていく「I LOVE みんなのどうぶつ園」が放送開始。初回放送では、志村さんの愛犬・殿くんの現在の様子を相葉が伝える。

相葉は、「志村園長をはじめファミリーのみんなから、たくさんのことを学ばせていただきました」と16年半を振り返り、「みんなで一緒に園長のことをたくさん思い出し、たくさん笑いました」と最後の収録の様子について語った。そして、新番組に対して「皆さんに動物をもっと好きになってもらいたいので、全国の動物たちに合いに行き、魅力を伝えたいです」と意気込む。また「志村園長から教わったことやその思いを胸に、全力で動物たちと接していきたいと思います」と志村さんへの思いにも言及。さらに、個人的な目標として「これまで学んできた“トリミング”や知識をさらに向上したいと思います」と宣言した。

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