地域振興へ産学連携 北経連 北陸3県大学と懇談

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産学連携活動について意見交換した懇談会=県立大射水キャンパス

 北陸経済連合会は25日、県立大射水キャンパスで北陸産学連携懇談会を開き、富山など北陸3県の10大学の学長らと意見交換した。地域振興や多様な人材活用に向けて産学連携を推進することを確認した。

 同会は2030年代半ばの北陸の将来像を描いた北陸近未来ビジョンを昨年6月に策定した。ビジョンでは生産性の向上や多様性と一体性の両立を目指しており、懇談会では実現に向けた産学連携の取り組みについて考えた。

 久和進会長は「ビジョンの実現には地元大学との連携が不可欠」と協力を求め、渋谷克人県立大理事長は「北陸の産業や地域の発展に寄与したい」と述べた。

 大学側は高い専門性を持つ学生の積極的な採用を提案。大学院生について下山勲県立大学長は「課題解決能力が高い」と語り、西澤直子石川県立大学長は「国際会議や共同研究を通じて人間力が身に付いている」とアピールした。

 産学連携事業の進め方について齋藤滋富山大学長は「学長と社長だけでなく、現場レベルの担当者が意見交換する場がもっと必要だ」と指摘した。

 北経連側からは伊東忠昭副会長、澁谷進先端技術推進委員長らが出席した。