上市にサテライトオフィス 東京のIT企業 町・県の支援制度第1号

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サテライトオフィス内部のイメージ

 システム開発のアルティネット(東京、宮原哲也社長)が、上市町に遠隔勤務ができるサテライトオフィスを設置する。新型コロナウイルスの流行によってテレワークが進んだことなどが理由。町と県のサテライトオフィス設置の際の施設整備への支援制度を活用した第1号で、デジタル人材育成やIT技術を活用した地域活性化などに取り組む。

 宮原社長、永井浩和常務、中川行孝上市町長、石井隆一知事が25日に県庁で記者会見を開き発表した。

 永井常務は町出身で、宮原社長も祖父母が富山市出身という縁があり、設置の準備を進めていた。町と県が20年度にそれぞれ新設した支援制度を使って町中心部の空き家を改修する。11月に開設予定。

 社員が常駐し、リモートワークだけでなく、地域向けIT教室を開いたり、VRなど最新技術の体験スペースも設けたりする。宮原社長は、2月から全社員が在宅勤務しているとし「上市町に根を生やして地域課題解決などに取り組みたい」と語った。

 県は9月補正予算案で支援制度を大幅拡充しており、知事は「積極的に後押ししていることへのPRは道半ば。市町村と連携して首都圏など大都市圏にアピールしていく」と述べた。

外観のイメージ