1日最多10人感染 福島県内、月間累計も更新 新型コロナ

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県内で確認された新型コロナウイルス感染者

 県は新たに、いわき市、田村市、郡山市、棚倉町の二十~八十代の男女計十人の新型コロナウイルス感染が確認されたと二十五日、発表した。十人は二十四日に陽性が判明し、このうち五人は感染経路が分かっていない。十人は県内で一日に確認された感染者数としては最も多く、累計の感染者数は二百四十二人となった。九月の感染者は二十四日時点で八十一人となり、一カ月当たりの感染者が最多だった八月の七十二人を超えた。

 県によると、いわき市の七十代の会社員男性と会社員女性は、二十二日に陽性が判明した広野町の八十代無職女性の濃厚接触者。症状はない。

 郡山市では六人の感染が確認された。このうち、三十代男性は二十三日に感染が判明した市内の三十代女性の濃厚接触者だった。八十代男性は二十三日に感染が分かった市内の八十代女性の濃厚接触者として、検体を採取した。二人とも軽症。

 棚倉町の三十代パート従業員女性は八月二十一日に感染が判明した十代女性、同二十二日に陽性となった三十代会社員男性の濃厚接触者。八月中にPCR検査を二回受け、いずれも陰性だった。今月二十三日に再び検査したところ陽性となり、二十四日に帰国者・接触者外来を受診して感染が判明した。症状はない。

 田村市の五十代会社員男性、郡山市の六十代男性、二十代男性、五十代男性、六十代女性は現時点で感染経路は不明となっている。全員軽症。

 十人は県内の医療機関に入院している。各保健所が詳細な行動歴や濃厚接触者などを調べている。

 ■新型コロナウイルス 県内感染者の経過、行動歴(24日)※県の発表に基づき作成

 ■いわき市

 ◎70代男性(会社員)=県内233例目

 9月23日 22日に感染が確認された広野町の80代女性の濃厚接触者として検体採取。

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ◎70代女性(会社員)=県内234例目

 9月23日 22日に感染が確認された広野町の80代女性の濃厚接触者として検体採取。

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ■田村市

 ◎50代男性(会社員)=県内235例目

 9月19日 発熱、関節痛

   23日 発熱、関節痛のため医療機関を受診し検体採取

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ■郡山市

 ◎60代男性(職業非公表)=県内236例目

 9月20日 発熱(38度台)

   23日 呼吸苦で救急搬送され医療機関に入院。検体採取

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ◎30代男性(職業非公表)=県内237例目

 9月21日 発熱(37.7度)

   23日 頭痛。23日に感染が判明した郡山市の30代女性の濃厚接触者として医療機関を受診し、検体採取

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ◎20代男性(職業非公表)=県内238例目

 9月21日 発熱(37.8度)

   22日 発熱(39.0度)、せき、倦怠(けんたい)感

   23日 医療機関を受診し、検体採取

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ■棚倉町

 ◎30代女性(パート従業員)=県内239例目

 8月21日 8月21日に感染が判明した棚倉町の10代女性の濃厚接触者としてPCR検査を実施し、陰性。

   25日 息苦しさや下痢などの症状があったため、PCR検査を行い陰性。

 9月5日 健康観察期間終了

   23日 PCR検査の陰性証明を取るため検査し、陽性。

   24日 帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査で陽性と判明

 ■郡山市

 ◎80代男性(職業非公表)=県内240例目

 9月24日 発熱(37.4度)。23日に感染が判明した郡山市の80代女性の濃厚接触者として、医療機関を受診し検体採取。PCR検査で陽性と判明

 ◎50代男性(職業非公表)=県内241例目

 9月18日 咽頭痛

   19日 倦怠感

   24日 医療機関を受診し、検体採取。PCR検査で陽性と判明

 ◎60代女性(職業非公表)=県内242例目

 9月19日 発熱(38.0度)

   20日 発熱(38.0度)、せき

   23日 医療機関を受診し、検体採取

   24日 PCR検査で陽性と判明

 ■富岡の50代男性県外で陽性判明

 県は、富岡町の五十代会社員男性が県外でのPCR検査の結果、陽性と判明したと二十五日、発表した。

 県によると、男性は二十四日に検査を受けた。症状はない。十九日と二十一日に陽性が分かった相馬市の四十代会社員男性二人と同じ作業現場で働いていた。

 県は富岡町の男性について福島県の検査件数と感染者数に含めていない。

 ■男性は環境省発注工事に従事

 二十四日に県外で実施したPCR検査で新型コロナウイルス感染が確認された富岡町の五十代会社員男性は、環境省発注工事に従事している作業員だった。同省福島地方環境事務所が二十五日発表した。

 同事務所によると、男性は大熊町の除去土壌の仮置き場で働いていた。業務上、不特定多数の人との接触はないとしている。

 ■福島県内6人退院

 県は二十四日に新型コロナの入院者六人が県内の医療機関を退院したと二十五日、発表した。

 二十四日現在、入院者は四十五人で、このうち一人が重症となっている。