竹中直人主演でベストセラー「ざんねんないきもの事典」がまさかのドラマ化!?

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累計発行部数420万部を超えるベストセラー「ざんねんないきもの事典」のドラマ化が決定。テレビ東京系で10月7日(水曜深夜0:52)から、2分30秒のミニドラマ枠で放送される。

同書はこれまで本ではあまり語られてこなかった生き物の“ざんねんな一面”を魅力として紹介していく児童書。ドラマに登場するのは原作に登場する動植物たちの生態にそっくりな現代人となっており、動植物と現代人たちの“ざんねんだけどいとおしい”そっくりポイントを、神様役の竹中直人が解説していく。また、中年サラリーマン・犬養草介を三宅弘城、商社の新入社員・朝井翼を磯村勇斗が演じ、畑芽育が女子高生・森山美音、新津ちせが小学生・宇多りくに扮(ふん)する。

竹中は出演にあたり「今回のドラマで、ざんねんないきものがこんなにたくさんいて、こんなにいとおしいんだ…としみじみ感じました。まだまだ元気でいたいと思っていても、老いてゆく人間はざんねんないきものです。あっと言う間に時は過ぎてゆく…と感じることができるのも人間しかいない。でも、それをざんねんと捉えるか否かは自分自身ですね」とポツリ。

また、自分を「ざんねんないきもの」に例えるならという質問に、「ざんねんないきものは私自身です。この仕事を始めていつの間にか35年が過ぎましたが、いまだに撮影初日の前日は『どんな人たちが集まってくるのだろう? あの役者さんは初共演だけれど、僕のこと嫌いじゃないだろうか…?』といろんな思いが駆け巡り、眠ることができません。舞台の公演の1週間前などは、本番中にセリフを忘れてしまう夢とお客さま全く入っていない夢を必ず見ます。せつないですね…。しみじみざんねんないきものだなぁと感じています。ざんねんざんねん…」と竹中らしい回答をしている。

もともと原作を愛読していたと明かす三宅は、「あらためていきものたちをリスペクトしました。ざんねんなことはなんてかっこいいんだろう。うちのふくこ(5歳のネコ)は、運動神経がよろしくなく、ジャンプは10cmくらい、虫を追いかけるも当然逃げられ、エサも上手に食べられず(お皿に顔を突っ込んでるうちにどんどん前に進んでいってしまう)、メスなのに口元に髭のような柄があるけど、お湯が大好きで、お湯をチョプチョプ飲む…かわいすぎてざんねんさは全部チャラです。ドラマを見たらきっと、元気が出るし、前向きになれると思います。ほっこりしながら、明日からまた頑張ろうと思っていただけたら幸いです」と自身の愛猫のエピソードを披露。

磯村は「ざんねんないきものを、人間に置き換えて登場させていく。台本を読むと意外な性質を持つざんねんないきものが、この世にはたくさんいるのだと知りました。それをドラマで表現するのが面白く、そして勉強にもなりました」と語り、「朝井翼役を通して、さまざまな個性を持った人間(ざんねんないきもの)と触れることができ、個性というものは、否定するものではなく、受け入れることが大切だと感じています。たとえば、普段は無口で人の話を聞いてくれる優しい友人が、お酒が入った途端、自慢話を永遠話してくる変貌ぶりにはざんねんな気持ちになります。が、きっと普段から言いたいこととかをため込んでしまうタイプなんだと思い、その時は僕が聞き手に回るようにして、発散相手になっています。
動物などに限らず、人間も、ざんねんな部分があるからいとおしい、むしろそれが人間らしさなのではないかと思います。きっとこのドラマを見たら、嫌だと思っていた周りの人たちを好きになるきっかけになるかもしれない。少しでも日頃のストレスを和らげる時間になればと思います」とアピールしている。

原作監修を務める、動物学者で文筆家の今泉忠明氏は、「ドラマ化の話を聞いて、どのようなストーリーになるのか興味津々です。『ざんねんないきもの事典』は、『ざんねん』という人間の目線からは否定的な言葉の中に、一生懸命生きている『いきもの』たちをいとおしく思うという気持ちが込められています。このドラマを通じて、『いきもの』(人間)は進化を遂げたものばかりではなく、進化から取り残されたものたちも立派に生きている。いろんな『いきもの』(人間)がいることが生物多様性であり、関わり合って生きていることの大切さに気付いてもらえるとうれしいです」と、期待のコメントを寄せている。