【MLB】秋山翔吾、移籍1年目で7年ぶりPO進出に感慨 「これだけチームの目標なんだと…」

レッズ・秋山翔吾【写真:AP】

「1番・左翼」でスタメン出場し5打数2安打1打点で7度目のマルチ安打をマーク

■レッズ 7-2 ツインズ(日本時間26日・ミネソタ)

レッズの秋山翔吾外野手が25日(日本時間26日)、敵地ツインズ戦に「1番・左翼」でスタメン出場し5打数2安打1打点の活躍を見せ7-2の勝利に貢献。チームは7年ぶりのプレーオフ進出を決めた。試合後、秋山は「プレーオフに出るのはこれだけチームの目標なんだなと感じました」と語った。

秋山は第3打席で二塁打、第5打席で中前適時打を放ち今季7度目のマルチ安打を記録。打率は.240に上昇し、チームは7年ぶりのプレーオフ進出を決めた。移籍1年目で激しいプレーオフ争いを経験した秋山は「もちろん日本(の時)も優勝した時はあるんですけど、プレーオフに出るのはこれだけチームの目標なんだなと感じました」と、ここまでの戦いを振り返った。

9月に入り15勝9敗と一気にスパートをかけたが「何がきっかけになったか分からないですけど、勝っていくことでだんだん……。プレーオフも目標として見えなくなっている時もたぶんあったと思うんです。正直。やっぱり最後、チームとして1つのゲームをとっていく、という積み重ねをしていく中で目標が見えてきた」とチームの勢いを感じた様子。

負けられない戦いが続く中での難しさを問われると「そこはちょっと分からないです。なんでチームとして勝つことを積み上げられたかは不思議なところもある。でも、元々、個人の能力があって、かなり本塁打で点を取るチームというのは僕が入ってからの印象は強く持っていますし。ただ、僕の役割は本塁打で点を取ることではないと感じていた。その中で役割として塁に出るというのは、個人としては2週間前、9月に入ってからできるようになったのかなと思う」と語っていた。(Full-Count編集部)

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