爪とぎ対策だけじゃない! ペットと暮らすためのリフォーム・リノベーションは何をするべき?

コロナ禍で家での時間が増えたためか、日々の生活をともにし、癒しを与えてくれるペットの人気が高まっています。人間もペットも快適に過ごすため、思い切って住まいをリノベーションする方も増えてきているようです。ペットと暮らすためのリノベーションには、どんな方法があるのでしょうか。

ペットを飼っている人から寄せられたアドバイスを見ると、

「扉に小さいドアをつけてあげるとペットが自由に行き来できるから楽ですよ!」
「泣き声が気になるなら窓を二重にしたり防音壁にするのもアリ」

といったコメントが。

また猫の爪とぎ対策としてペット用の壁紙を勧める人も多く、「壁で爪とぎをしなくなった」という声が寄せられていました。ちなみに爪をとぐ印象があまりない犬でも、穴掘りの習性で床を引っ掻いてしまうのでフローリングの場合は要注意。

ペット対策に特化したリフォーム・リノベーション案は、企業側からも多く打ち出されています。たとえば株式会社ウェイ・フォーメーションでは、室内犬の過ごし方に注目した「ドッグランコーティング」を提供中。一般的なフローリング材やペット用ワックスに比べて滑り止め効果が高いため、傷がつきにくいだけでなく犬の足腰への負担が減少するようです。

壁や床の破損だけでなく、ペットを飼う上で忘れてならないのは“におい対策”や“室温管理”。たとえば「東京ガスリノベーション」公式サイトでは、“調湿・脱臭”について説明しています。近年ではペットの臭い対策として、微細な穴に湿気や臭いの成分を吸着させる“セラミック系建材”が多く採用されているそう。また室温管理についても、室内全体が均一な気温になるよう空調機器の交換・床暖房の採用を促していました。

ペットも家族の大切な一員。内装を守るためだけでなく、彼らの健康も考えてあげなければなりません。一緒に生活する上で、ペットも安心して暮らせる家にできたらいいですね。

爪とぎ対策だけじゃない! ペットと暮らすためのリフォーム・リノベーションは何をするべき?

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