御嶽山噴火災害から6年…教訓を後世に 『火山マイスター』が小学生などに火山をレクチャー 

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死者行方不明者63人を出した御嶽山の噴火からあすで6年になります。地元の木曽町と王滝村では、おととし発足した「火山マイスター」が山の正しい知識を伝えようと活動しています。

マイスター:「木を見て頂けますか?何か思うことはありませんか?」

少年:「はげてる。右側が」

マイスター:「ここの自然環境がどれだけ厳しいかこの木を見ればわかると思う」

御嶽山の自然について説明するのは「御嶽山火山マイスター」のメンバーです。

6年前、63人の死者行方不明者を出した噴火は、住民も登山者も火山の危険への意識が足りなかったことを教えてくれました。

おととし、活動をスタートした「火山マイスター」にはこれまで14人が合格し、噴火の教訓や山の魅力を伝えています。

このほど開かれた学習ツアー。一行が1時間程歩くと、1984年の県西部地震でできた「御嶽くずれ」が現れました。

小学生:「すごい。(深さは)スカイツリーがぴったり入るんだって」

マイスター:「36年前に地震があって山の一部が崩れました。どれぐらい崩れたか、名古屋ドーム21杯分」

ツアーに参加した小学生:

「山は怖いと改めて思った」「どんな感じで崩れて何が危ないかなど分かった」

今後、マイスターたちが目指すものは・・・。

マイスターの近藤裕吾さん:

「時が経つにつれて噴火の記憶も薄れていくと思うが、それを次世代の子どもたちに伝えていくことが役目かなと思っている」

御嶽山火山マイスターネットワーク・澤田義幸代表:

「まだ我々への認識は低いと思っている。認識が高くなる活動もまだ出来ていない。地道ではあるが少しずつ継続してやっていくことが大切だと思う」

噴火からあすで6年。山を畏れ、山に親しむ大切さを伝えていきます。