鳩サブレでお馴染み!豊島屋 本店の限定お菓子を大調査!

豊島屋と言えば鳩サブレーのイメージが強いですが、実は鳩サブレーだけでなく色んなお菓子があります。特に本店は、限定の宝庫!

そして本店の2階では豊島屋の歴史を学ぶことができ、歴史を知ると豊島屋が長く鎌倉で愛されている理由がわかります。

ここでは豊島屋の本店限定のお菓子や、季節限定メニュー、本店の様子や歴史など、豊島屋の魅力に迫っていきたいと思います(^^)

【豊島屋豆知識】
横須賀のさいか屋には大きな豊島屋の看板があって、鳩にちなんで8匹の隠れ鳩がいます。藤沢のさいか屋の看板にもいるので、行った際はぜひ探してみてくださいね。 

 

豊島屋 本店に行ってきました!

お店の外観

ばーん!こちら豊島屋本店です。若宮通り沿いにあるので、わかりやすいです。入り口には顔ハメがあって、後ろには豊島屋のマークも。プチ観光スポットになっています!写真を撮りたくてもひっきりなしに人が来るので、なかなか撮れません。現在はコロナウイルス感染防止の為、顔ハメは撤去されています。

店内の様子

店内は広々していて、鳩サブレーや和菓子の他に、鳩グッズが並んでします。

見たことないお菓子もいっぱい!葛湯も売ってる。鎌倉限定のワッフルも隠れ人気商品の一つです。

店内に大黒天様が、そしてその隣にトイレがあります。自由に使えて、オムツ換え台付きでお子様連れでも安心です。

 

2階で豊島屋の歴史を学んでみよう!

トイレの横に怪しげな階段。ご自由に行っていいようなので、行ってみます。

広々した場所に鳩の置物が並んでいます。先代と現社長が旅先で買ったり、頂いたものを集めたものだそうです。

こちらは明治27年(1894年)に創業当時使っていた看板です。創業当時は鳩サブレーはまだなかったそうです。

豊島屋の創業当時のエピソードも展示

鳩サブレーができたのは、創業から3年ほど経ってから。鳩サブレーは洋菓子と思われがちですが和菓子です。豊島屋は和菓子屋です。当時の人気商品は、瓦せんべいだったそうです。

鳩サブレーは明治30年頃異人さんにもらったお菓子をヒントに、試行錯誤して作ったものと言われています。なぜそれが鳩の形になったのか?

掲額の八の字が鳩の絵文字になっていることや八幡宮の神の使いが鳩だと言われていることもあり、かねてから八幡様にちなんだお菓子をと思っていたので鳩サブレーになったそうです。

鶴岡八幡宮の神使は鳩ですが、佐助稲荷大社であれば神の使いは狐です。神社によって神の使いは異なります。

こちらが昔使っていた鳩サブレーの型と、販売に使われていた缶です。昔の方が若干大きいそう。昔はバターが貴重で、横浜異人館までバターを買いに行っていたそうです。

現在の黄色い箱になったのは、昭和30年代から。黄色はバターが溶けかかった色をイメージしているそうです。なので明るい黄色というか、若干クリーム色がかっているそうです。

【豊島屋豆知識】
鳩サブレーが有名になったきっかけは、大正時代小児科医の先生が鳩サブレーは牛乳やバターを使っている為、栄養があり離乳食にいいと言ったそうです。それがきっかけとなり売れ始め、昭和には鎌倉の観光ブームも始まり追い風となったそうです。 

親交が深かった、フクちゃんを描いた漫画家 横山隆一さんの作品。鎌倉の画家や作家など、鎌倉文士達の作品も並んでいます。

若宮大路で発掘された鎌倉時代の遺跡も展示。

外に夜になると鳩の目が赤く光ります。実は非常口になっているそうですよ!笑

 

豊島屋 本店限定!鳩サブレー以外のお菓子

本店限定メニューは、今回私が取材しただけでも25種類ありました。落雁、最中、羊羹、おまんじゅうが多かったです。

期間限定の表記がされているものもありましたが、公式サイトに載っていた商品がなかったりするので新商品はどんどん出てきて入れ替わっているようでした。

鳩サブレもいいですが、本店限定の物をお土産にするとレア感があって喜ばれそうですね。

本店限定マークは要チェック!
本店でしか販売されていない商品には「本店限定販売」の赤文字が入っています。これがあったら要チェックです。

鶴とりどり・松づくし

若宮大路・福寿

入府之證・北椿みつうろこ

笹しぐれ

相生・夢路

紅花市

年志らず

谷戸の鐘・置石

由比の濱

昔水ようかん

昔ながらの手法で作られた水ようかんです。日持ちがしないので、賞味期限内に早めに食べましょう。

葛湯

大和特産の葛で作られています。見た目梅の形をしていて可愛らしいのですが、このまま食べるわけではなく、小鍋などに入れてお湯と一緒に透明になるまで煮立たせてから食べます。葛湯は昔から身体にいいと言われているので、豊島屋の心遣いを感じる商品です。

おまんじゅう

本店限定のおまんじゅう。豊饅頭、かすてら饅頭、江戸饅頭、栗饅頭などの種類があります。

名所しるこ

栗もち

本店限定かわかりませんが、こんなものも…

別名子持ち饅頭と言われていて、大きい饅頭と小さい饅頭があります。大きい饅頭は顔くらいの大きさがあるのでは?!という程大きいおまんじゅう。

嘉祥菓子で白木の片木の上に青杉の葉を敷いてお菓子を積んだ、おめでたい饅頭です。常に店にあるわけではなく、要予約です。お祝いの時に注文したいですね。

鳩サブレー 本店限定パッケージ

本店限定の鳩サブレー(5枚入り)です。値段は通常タイプの黄色とピンクと変わらない648円(税込)です。この箱に描かれている鳩人達に、ストーリー性があって可愛いんですよね。お土産として渡すのに、この価格とサイズも配りやすくてちょうどいい。

本店限定グッズも見逃せない!

本店ではここでしか買えない、鳩グッズが販売されています。20種類以上ある本店限定グッズは、これを買うためにわざわざ鎌倉を訪れる人がいるほど。

一部を紹介すると、鳩サブレーの実寸大の鏡「鳩妻鏡(ハトミラー)」や、1番人気の消しゴム「小鳩豆消」など。この小鳩豆消は、小さい鳩の消しゴムの中にハートの消しゴムが入っています。マツコの知らない世界で紹介されてから大人気になりました。

こちらの記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください(^^)

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鳩サブレの限定グッズを大公開!豊島屋 本店でしか買えない鎌倉土産をゲットせよ

8月10日の鳩の日は要チェック♫

8月10日の鳩の日は、鳩サブレーが安く購入できたり、限定グッズが販売されるので要チェック。2019年は1枚入りの鳩サブレーを入れる缶。この缶を求めて炎天下の中2時間も待ち時間ができたそうですよ!

 

鎌倉限定や通販限定の商品

御上生菓子(おじょうなまがし)

可愛い生菓子は本店だけではなく、直営店の北鎌倉店と梶原店でも販売しています。毎月変わるのですが職人さんが40〜50種類の生菓子を作り提案して、その中から社長さんが選んで販売するお菓子を決めるそうです。

御千菓子

かの大銀杏

ワッフル

小鳩豆楽

小鳩豆楽は本店・通販・他の店舗でも購入可能です。形も可愛いので、年配の方や外国の方にも喜ばれそうですね。

 

季節限定メニュー

12月初旬の紅葉の時期、豊島屋に行った時の限定メニューです。季節によって変わるので、それを楽しみに顔を出してみるのもいいですね。

鎌倉の彩

栗蒸羊羹・谷戸歩き

限定ではない商品もありました。

堆紅、銭洗の泉、明庵、鳩ごよみなどは、本店限定や鎌倉限定ではありませんので、百貨店や空港で販売されている可能性があります。ただ品揃いは店舗によって違うので確認してください。

 

豊島屋 本店まとめ

本店は限定グッズや限定のお菓子があったり、顔ハメがあったり、ギャラリーがあったり色々楽しめる場所です。

鎌倉の人たちにずっと愛されている豊島屋。これからもずっと変わらない味を守り続けて欲しいものです。

ぜひ鎌倉観光に行った時は立ち寄ってくださいねヾ(*´∀`*)ノ

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